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精油とハーブのプロフィール事典《アミリス Amyris》
英名:Amyris アミリスは、西インド諸島を原産とするミカン科の常緑低木です。アミリスの名前はギリシャ語の「強烈な香り」を意味する「アミロン」に由来しています。種小名の「balsamifera」は「芳香性の樹脂」を意味しています。カリブ海、メキシコ湾、ハイチ島の森林地帯に自生し、木材は樹脂成分を含んで香りが強く、明るく燃えることから現地では伝統的に漁師が松明に利用し、トーチウッドやキャンドルウッドとも呼ばれています。植物の種類は異なりますが「西インド諸島のサンダルウッド」とも呼ばれ、近年高価となったインド産サンダルウッドの代用品として利用されることがあります。ゆっくりと成長する小木で樹皮は灰褐色、濃緑色の葉はちぎると樹脂の香りがします。年間通して白色の小さな花が咲き、花後には緑色の小さな果実がなります。アミリスの精油は樹皮から水蒸気蒸留法で抽出されます。精油の色は淡黄色〜淡茶色で粘性があり、セスキテルペンアルコールが主成分です。甘いバルサムとウッディ、バニラやベンゾインを想わせる温かみのある香りです。流通量が少ないためアロマセラピー利用は一般的ではありませんが、主に男性用香水、石鹸や化粧品の香り付け、ブレンドの保留剤などに利用されています。心を落ち着かせ、リラクゼーションを促しながらも気分を高揚させ、媚薬の側面も併せ持つ香りです。 《アミリス精油》の作用 一般的な精油に期待される作用:鎮静、抗不安、消毒、瘢痕形成 心への作用:心のバランス調整を行い、精神の疲労や不安をなだめます。 ヒーリングの作用:心身の緊張をほどいて深いリラクゼーションと瞑想に誘います。 キーワード:θ波、安心感、内なる神とのつながり 相性の良い精油:ラバンディン、オークモス・アブソリュート、シトロネラ、ゼラニウム、シダーウッド・バージニア、アトラスシダー、ガルバナム、エレミ、フランキンセンス、ラベンダー・トゥルー、スプルース、クローブバッド 《アミリス精油》を使ったホームケアの方法 ◆香水作りに
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