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精油とハーブのプロフィール事典《キャロットシード Carrot Seed》
英名:Carrot Seed レースのような繊細な花を咲かせるワイルドキャロットは、セリ科の一年草です。英国のアン王女がこの植物の葉の模様を好んで使った事から「Anne's lace」(アン王女のレース)と呼ばれています。ラテン語の「carota」はギリシャ語で「ニンジン」(karoton)を意味しています。ビタミンAやベータカロチンが豊富に含まれるニンジンは、古来からさまざまな薬効が認められてきました。キャロットシードの精油はニンジンの種子を乾燥させたものから抽出します。野菜のニンジンの一種ですが、精油が取れるものは「ワイルドキャロット」(ノラニンジン)と呼ばれ、食用になるオレンジ色のニンジンとは異なるものです。精油は黄色〜オレンジがかった褐色をしており、土を連想させるやや甘みのある独特な香りを持ちます。皮膚の再生を促し、特にエイジングスキンやトラブルスキンに使用されます。その他にも肝臓の働きをサポートするため、体内浄化に役立ちます。ニンジンから抽出される精油は他にキャロットルートがあり、こちらは白っぽい根部分から抽出されます。 《キャロットシード精油》の作用 一般的な精油に期待される作用:浄化、強肝、解毒、利尿、瘢痕形成 心への作用:心に溜まった不要なものをデトックスしてくれます。ストレス、疲労を取り去ります。心の強壮作用もあり、新しいものを生み出すエネルギーを増進させます。 ヒーリングの作用:確かなグラウンディング(安定感)をもたらします。エネルギーを地球にしっかりと根づかせ、今までとは異なる物事の新しい面を見つけられるようになります。 キーワード:デトックス、グラウンディング 相性の良い精油:香りが強く個性的なので少量を加えます。花系、樹脂系、東洋系と相性が良い。ラベンダー、ネロリ、イランイラン、ジャーマンカモミール、ローマンカモミール、ゼラニウム、ローズ、ベチバー、サンダルウッド、フランキンセンス、ヤロウ、アンゼリカルート、シダーウッド 《キャロットシード精油》を使ったホームケアの方法 ◆疲れた肌、年齢肌、小じわ、くすみのケアに ◆セルフリンパマッサージに ◆軽い湿疹、皮膚の炎症に ◆デトックスのサポートに
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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