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精油とハーブのプロフィール事典《レモン Lemon》
![]() 英名:Lemon ![]() レモンは東南アジア原産ですが、ペルシャなど中東を経由し、12世紀にイタリア、スペイン、フランスへと渡りました。ヨーロッパに伝わったのは十字軍が持ち帰ったからだと言われています。果皮は緑色から熟すとともに明るい黄色に変わり、果実に多くのビタミンCを含みます。レモンの果皮を乾燥させたものはレモンピールとしてハーブ療法で用いられます。レモンピールの爽やかな酸味と香りは食欲を促します。はちみつと相性が良いため、ホットティーに加えると美味しくなります。風邪やインフルエンザの引き始めや病後の疲労回復に良く、解熱作用もあります。ドライの皮は硬いため抽出時間は長めにします。レモンの果皮はなめらかなものとごつごつしたものがありますが、精油が抽出されるのはなめらかな果皮のCitrus limomの種です。果皮から冷圧搾された精油には約70%のリモネン成分が含まれます。フレッシュでシャープなレモン精油は集中力を高めます。タイピングによる実験ではレモンの香りを嗅ぐ事によってタイピングのミス率が減少した事が認められています。柑橘系のなかではオレンジやベルガモットに比べるとシャープですが、どの精油とも合わせやすい香りです。レモン精油の芳香浴によって室内のバクテリアが減少したという報告があり、抗菌性において高く評価されています。揮発性が高いためアロマデュフューザーを使った芳香浴に適しています。精神を高揚させ、気力を高めます。レモン精油は年令的には特にティーンエイジャー、思春期の子どもに大変好まれる香りです。汗の匂いを防ぎ、ニキビなどの10代のスキンケアに好まれる精油です。チャクラで言えば3(みぞおち)の部分に働きかけ、自我の形成にも役立ってくれます。
一般的な精油の期待される作用:抗菌、抗ウイルス、浄化、昆虫忌避、駆風、解熱、血液浄化、頭脳明晰、消化促進、健胃、強肝、止血、免疫賦活、抗感染、収れん、精神刺激、デオドラント 心への作用:腹がたつ時、悔しい思いをした時に、レモンの香りをかぐと落ち着きます。仕事や勉強の能率を上げたい時に気持ちをリフレッシュさせ、頭脳を明晰にします。神経の疲労回復をサポートし、集中力を高める作用もあります。 ヒーリングの作用:みぞおちのチャクラ(太陽神経叢)へ力を与え、不安、寂しさ、孤独感を癒します。場のエネルギーを清浄にし、集中した状態を作ります。新鮮さ、感動する心を呼び覚まします。恐怖の克服、変容の時期のサポートを行います。 キーワード:判断力、リフレッシュ、清浄 相性の良い精油:何にでもよく合います。ローズマリー、ペパーミント、ティートリー、セージ、サイプレス、ジュニパーベリー、マートル、ゼラニウム、ラベンダー、ユーカリ 禁忌:光毒性があるため、肌使用後12時間以内には日光にあたらないように注意します。肌使用は皮膚刺激の可能性があります。
◆喫煙者、ヘビースモーカーに ◆喘息、気管支系の不調に ◆コレステロール値が気になる方に ◆静脈瘤に ◆リンパマッサージ、セリュライト流しに ◆うおのめに ◆風邪、インフルエンザに ◆意識を中心に戻す ※精神世界的な利用法
ハーブの使用部位:果皮 ハーブの成分:精油(リモネン、シトラール、クマリン)、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、フラボノイド、粘液質 一般的なハーブに期待される作用:食欲増進、抗菌、抗酸化、刺激、免疫強化 禁忌:まれに光毒性の可能性があります。肌使用後は直射日光を避けます。 ハーブティーブレンド:何にでもよく合い、ブレンドのアクセントになります。シングルよりもブレンドして飲みます。 ハーブティーの浸出時間:5分 ハーブティーの味:軽い苦味のあるレモンの爽やかな味わい
◆消化器系の不調、お腹の張り、腸内ガスに ◆血管の強壮に(※静脈瘤、打ち身など) ◆うがい、マウスウォッシュに ◆心身の疲労に ◆ポプリ、サシェ、ハーブキャンドルに
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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