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調香アロマ 〜ブレンドの愉しみ
「お守りアロマ」として身につける
「携行アロマ」として持ち歩きましょう
オフィスなど、人がいて芳香浴やスプレーが出来ない環境の場合でも、この小さな香りのペンダントがあれば、パーソナルなスペースでアロマセラピーが楽しめます。香りで気分が一瞬にして救われることがありますから、お仕事など、人とのやり取りの中で感情が刺激された時の心の大きな支えになってくれます。 「調香アロマ」を作ってみましょう
アロマセラピーを学んだ方はぜひ調香アロマ(アロマブレンド)にトライしてみましょう。 アロマペンダントに調香アロマを詰める方法
*何と何の精油を混ぜたらいいのか分からなくて*
ブレンドに特別な禁忌はありませんが、ブレンドのコツはいくつかあります。 1. トップノート、ミドルノート、ベースノートの性質を知っておくと便利です。
トップだけでブレンドすると軽さのあるブレンドに、ベースだけでブレンドすると重さのあるブレンドになります。これらトップ、ミドル、ベースがちょうどよく調合されているとバランスの取れたブレンドになるようです。 2. シチュエーションと目的を考えましょう。 日常のなかで、どんな場所で使いたいか、どんな時に使いたいか、どんな気持ちになりたいか、を考えてみましょう。プレゼントならば誰に、どんな目的で贈りたいかを考えてみます。精油の効能効果から選んでもいいでしょうし、リーディングや直感でぴんと来たものを入れてあげてもよいでしょう。 3. 精油のグループ分けをしてみましょう。 精油は、抽出部位が花、葉、種子、果皮、樹脂、根、樹皮、木部、、などに分類されています。 それらを参考にしながら自分なりの香りのイメージで「〜系」グループ分けをしてみると精油の香りの全体像が見えてきます。既存の枠にとらわれず自由な発想でカテゴリーしてみてください。
これら同じグループ同志は相性が良いようです。カテゴリーしてみると他グループと重なる香りもいくつか見つかるかもしれません。香りが合う合わないの感覚には個人差がありますから、ブレンドする時に心配ならば*混ぜてヘンな香りになったらどうしよう*のところをご参考にしてみてください。 4. 香りの核(コア)となるものを1つ選び、あとは相性のよさそうなものを選ぶ 何といっても自分が好きな香りをメインにすると良いでしょう。効能よりも自分が一番好きな精油をメインに選び(これが実は今の自分にとって必要な精油であることがほとんどです)、その核(コア)が決まったら、後は組み合わせで何種類か足してゆくのも1つの方法です。その際にほんの少し苦手な香りを1滴だけブレンドしてみるのも、自己探求のアロマとして価値ある方法です。 5. リーディングで選ぶ オーナーが主催する日本アロマゲートウェイ協会ではアロマ心理リーディングコースにて精油をリーディングで選ぶ方法をお伝えしています。深呼吸して頭のなかをクリアにした状態で今の自分のための香り、あるいは誰かのための香りを直感的に選びとります。直感ほど確かなものはない、と言われるように、経験的には実はこれが大正解!といえる香りを引き当てることが多いものです。 ◆調香アロマのお悩みについて
スクールで、これまで生徒さんたちからご質問いただいた内容をまとめてみました。 精油の配合はどのようにしたらいいの?
○対○というふうな配合に決まりはありませんが、香りの強弱を知っておくと便利です。香りを嗅いだ時、香りを強く感じる精油と、弱く感じる(あまり香りがしない)精油があります。その感覚を覚えておいて、強く香るものを少なめに、弱く香るものを多めに、ブレンドするとバランスが取れます。香りの強弱はブレンドファクター(BF)という数値で表わされることがあります。数値が小さいほど香りが強く、大きいほど香りが弱いとされています。(BFは感覚的なもので、科学的なものではありません)それを参考にしてみてもよいでしょう。ただし、香りの感じ方や好みには個人差がありますから、配合はご自身の感覚で決定して大丈夫です。 混ぜてヘンな香りになったらどうしよう。。
これは簡単に解決出来ます。まずは何本かの精油ボトルをいっぺんに手に握って嗅いでみましょう。そうするとだいたいブレンドした時の感じがつかめます。こうすればブレンドに失敗して精油を無駄にすることもありません。だいたいの香りが決まったら、ムエット(試香紙)もしくはティッシュにブレンドしたい香りを一滴ずつ垂らして、鼻先で揺らしながら香りの全体の様子を感じてみます。香りが気に入ったら、それらをブレンドします。 贈り物にしたいけどどんな香りがいいのかな?
その方の香りの好みが分かっていればよいのですが、分からずに贈る場合もありますね。そうした時には一般的に好まれる香りをブレンドしてあげるとよいでしょう。柑橘系を中心にしたブレンドならば爽やかでどなたにも好まれやすいでしょう。年令や性別を考慮してブレンドを考えるのもコツです。想像性を羽ばたかせてみましょう。お見舞いや心のサポートなどの場合は、元気が出るとともにほっと安心出来るような香りがよいでしょう。言葉よりも多くの気持ちを伝えることが出来るのが香りの贈り物です。
1滴のつもりが3滴くらい入ってしまった!
精油の滴下速度は種類によってかなり異なります。かなりゆっくり滴る(なかなかドロッパーから落ちてこない)ものから、ツツツと一気に滴るものまでさまざまです。滴下のポイントは「慎重に1滴ずつ」です。滴りが遅いからといって精油の瓶を振って滴を落とさないようにしましょう。精油が飛び散ったり、滴下量が正確にならない事があります。コツは少ない滴数のものから滴下してゆく事です。もしも多めに滴り過ぎたら、その精油以外の残りの滴数を調整してブレンドを楽しんでみてください。 精油がドロッパーから垂れてこない。
残り少なくなった精油はドロッパーから滴下しなくなります。その場合にはドロッパー部分をハサミなどで引き抜き、底部のわずかな精油はスポイトで吸い出して使ってください。 もしくは精油のドロッパー部分に空気の泡が溜まっているとうまく滴らないので、ピンなどの先で泡をつつくか、目を閉じてふっと息で吹きます。 注意! 精油成分が目に入ると危険ですから必ず目は閉じてください。
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