願い事をクリスタルに込めるのを『プログラミング』と呼んでいます。クリスタルに込められた意識は増幅され無意識へと送られてゆきます。そのためプログラミングは、ぜひとも適切に行ってください。クリスタル自身はプログラミングに対する善悪の判断を行なわないため、そのプログラミングが適切なものであるかどうか、ご自分の内側に問いかけてから行うようにします。プログラミングの目的は自分のエゴや欲望のレベルではない方が望ましいでしょう。『宝くじに当たりたい』とプログラミングするよりも『豊かな生活を送っている』とする方がこの場合適切です。その他にも出会い、ご縁、お仕事、人間関係、幸運の引き寄せなど、あらゆるレベルでのプログラミングが可能です。

プログラミングの仕方

心を集中させる静かな空間を作ります。香り、音楽、スマッジングを行うと良いでしょう。
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プログラミングしたいクリスタルを手に握ります（右手、左手は直観で選んでください）
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プログラミングの内容に対してもう一度それで良いか自分の内側に問いかけます。
（＊この時点でぴんと来ない、馴染まないと感じるプログラミングは始動しません）
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迷いがなければそのプログラミングを行います。「すでに願いがかなっている」事を前提にした言葉にします。

◆プログラミング　例◆

「豊かな生活を送っています」
「リラックスして過ごしています」
「大好きな人に巡り合えました」
「職場の雰囲気が和らいでいます」
「健康的でスリムな身体になりました」

＊プログラミングの最後に「ありがとう」と感謝の気持ちをインプットすることで、さらに強力なプログラミングが完成します。

「豊かな生活を送っています、ありがとう」

何度も何度も繰り返し、自分のなかで「もう十分」と感じられるまでクリスタルにプログラミングを定着させます。
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あとは潜在意識にすべてを委ねてプログラミングの結果を受け取りましょう。

プログラミングの結果は驚くほどに分かりやすく、嬉しい現実の出来事であるかもしれません。あるいはプログラミングの結果は、インスピレーション、直観、内なる声などの「感覚」として伝えられることがあるかもしれません。プログラミングをした後は自分が受け取った繊細な感覚を疑わないことです。せっかくのメッセージを自分で打ち消してしまわないように。そして、プログラミングの結果が出た時には、ぜひともそのクリスタルに感謝の思いを伝えてあげてください。「ありがとう」と心を込めて。

プログラミングが始動しない時は

プログラミングが始動しない時（結果が出ない）は、そもそものプログラミングが適切であったかどうかを振り返ってみます。潜在意識から望んでいることでない場合にはプログラミングは発動しません。本当に自分が望んでいることかどうかを確かめ、適切なプログラミングでもう一度行ってみましょう。プログラミングは自己成長のプロセスの一部です。性急に結果を期待し過ぎるのではなく、プロセスそのものを楽しんでください。
プログラミングの目的が大き過ぎた場合（地球平和など）には、もう少し目的を身近なものに置き換えてみます。

例「地球が平和になっています」→「周りの人たちの気持ちが安らいでいます」

クリスタルの浄化の仕方

クリスタルは使った人のエネルギーパターンや感情を吸収します。そのため適切な方法でクリスタルを浄化することは欠かせません。浄化がきちんと行われていないとクリスタルのエネルギーは曇り、ヒーリングの輝きを失ってしまいます。浄化を行うのはクリスタルへのエネルギーチャージにもなります。ヒーリング、セッションなどに使ったクリスタルはその都度浄化して不要なエネルギーを取り除き、新たな局面で使うことが出来るようにクリアに整えておきます。
また、日頃から身につけているクリスタルのアクセサリー（ブレスレット、ピアスなど）も定期的な浄化を必要としています。クリスタルの浄化が必要だと感じた時にはその場ですぐに浄化を行いましょう。
浄化にはいくつかの方法がありますが、これらのすべてを行う必要はありません。直観でそのクリスタルに最もふさわしい浄化法をお選びください。水や太陽光に弱いクリスタルもありますから、それぞれのクリスタルの性質、特性を理解して浄化を行うようにします。

流水

水道水などでクリスタルを洗います。
＊水に弱い性質のものは向きません。

太陽光、月の光

太陽、月の光にクリスタルを当てます。
＊太陽光で色褪せする性質のものは向きません。

スマッジング、ナチュラルインセンス（お香）

乾燥セージの葉やナチュラルインセンスに火をつけ、煙でクリスタルを燻します。
→浄化グッズ・スマッジリーフ

サザレ石、クラスター

サザレ石やクラスター（原石）の上にクリスタルを乗せておきます。サザレ石はクリスタルのベッドのように休ませて浄化してくれます。クラスターはなるべく大きなものに乗せると浄化、エネルギーチャージとなります。
→浄化グッズ・サザレ石

浄化スプレー

浄化用のスプレーをクリスタルにスプレーします。アロマウォーターやフラワーエッセンスウォーターを使うことも出来ます。
＊水に弱い性質のものは向きません。

音

チベタンベル、シンギングボウル、音叉などの音で浄化します。音はクリスタルだけではなく、空間も浄化してくれます。音は瞑想に誘う作用や、反対に現実に戻す作用があります。
→浄化グッズ・チベタンベル

息

不要なエネルギーをはらうイメージでクリスタルに息を「ふっ」と強く短く吹きかけます。

クリスタルでフィールドを作る

ポイントと呼ばれる先端がとがった形のクリアクォーツを数個用意し、その中に浄化したいクリスタルを入れてエネルギーのフィールド（囲い）を作ります。

お塩

クリスタルをお塩で清める方法です。浄化用の塩（天然塩など）の上に置いたり、塩で包んでおきます。
＊塩分に弱い性質のクリスタルには向いていません。

クリスタルウォーターの作り方

フラワーエッセンスと同じくクリスタルのバイブレーションをお水に転写したクリスタルウォーターを作ることが出来ます。クリスタルのエネルギーが記憶された水は目に見えない領域に働きかけるとされます。クリスタルウォーターの主な使い方は、飲む、お風呂に入れる、オーラスプレー、浄化スプレーなどです。作り方としてここでは太陽光を用いた転写法をご紹介します。

1. きれいに洗った清潔なクリスタルを用意します。
2. きれいに洗った清潔なガラスボウルにクリスタルを入れ、ミネラルウォーターを注ぎます。
3. ボウルを太陽の光に2時間ほど当てます。
＊戸外ではなく窓際でも大丈夫です。

これで出来上がりです！
保存は冷蔵庫に入れておきます。保存期間を長くしたい場合には50％の量のブランデーかウォッカ、もしくはお酢（ヴィネガー）を加えます。少量ずつ摂取するのならばフラワーエッセンス用のスポイト付きガラス遮光ビンに入れておきます。

◆注意！　クリスタルウォーターの禁忌事項　◆

クリスタルウォーターを作るためのクリスタルは水に溶けない性質のもので、鉱物として毒性のないことを確かめてからにしてください。作る前にクリスタル専門ショップ、サイト、書籍などでお確かめください。また保存はアルコールやお酢を加えても保存期間を過信することなく、なるべく早めに使い切ってください。クリスタルウォーターを治療目的で使うことは出来ません。また、ご自分で作ったものは自己責任にてお使いください。

◆ミセス・ヒロコ　クリスタルへの思い◆

クリスタルはとても不思議な存在です。これまで長くクリスタルを扱ってきて感じるのは、人生のなかで巡り合うクリスタルには、それぞれに意味深い役割があり、その時々の私たちの成長と変容を助けてくれる大いなる智恵を持つ存在だということです。必要な期間サポートし、用が済めば（目的を達したら）どこかに去ってゆく事さえあります。割れる、欠ける、見失う、なくなる等した時には何か大切なことをサポートしてくれています。お手元に届いたクリスタルたちを皆様の魂の成長と進化のためにお役立てください。
 

クリスタルを使って自分や人に対してヒーリングセッションを行うことが出来ます。チャクラストーンのように平たい形をしており、各チャクラに配置するためのものから、タンブル、ポイント、ダブルターミネート、ピラミッドなども目的にそって身体の上や身体の周り（エネルギーフィールド）にレイアウトして使うことが出来ます。その他にもペンデュラムやワンドもクリスタルヒーリングのツールとして大変適しています。

クリスタルヒーリングの作用

クリスタルの持つバイブレーションにより身体、精神、オーラ、感情、スピリットのレベルが整えられてゆきます。クリスタルのレイアウトや置く石によってヒーリングの目的は変わってきます。クリスタルヒーリングではヒーラーが石を選ぶ場合や、クリスタルヒーリングを受ける方が選ぶ場合があります。最初にヒーリングの「ゴール」（目標）を設定し、そのゴールに向けて配身体周りに配置してゆく方法もあります。方法にはあまり囚われず、直観と自由な感性で行ってゆくことももちろん可能です。行ってもらうとよく分かるのですが、クリスタルヒーリングはきわめて個人的な作業でありながらも、同時に全体性とつながる確かな感覚のあるものです。クリスタルの持つヒーリングの性質はアロマ、レイキ、フラワーエッセンスなどとはまたさらに異なる次元です。もちろんその他のいかなるセラピーやマッサージとも違う感覚を受け取っていただけることでしょう。
→クリスタルヒーリングを受けてみたい

クリスタルによるチャクラの調整

クリスタルのチャクラとの関連性は深く、インドの伝統医学アーユルヴェーダにも石とチャクラの相関性が示されています。チャクラはサンスクリット語で「車輪」を意味し、身体に７つ（８つ、あるいはもっと多く）あるエネルギーセンターです。スピリチュアルな成長と関わりを持っています。各チャクラにはそれぞれ対応する色があり、それぞれのチャクラのカラーに合わせたクリスタルを配置することでチャクラのエネルギー調整を行うことが出来ます。

チャクラチャート表一例

		チャクラ名称	身体の位置	働き	色	クリスタル例
	第１チャクラ	ベース	尾てい骨 （会陰）	生存本能、自信、グラウンディング	赤、黒	レッドジャスパー、カーネリアン、ブラックトルマリン、オニキス
	第２チャクラ	ベリー	仙骨、 下丹田	生殖、創造性	オレンジ	オレンジカルサイト、サンストーン、タイガーアイ
	第３チャクラ	太陽神経叢	みぞおち	感情、エゴ、自尊心	黄色	イエローカルサイト、アラゴナイト、シトリン
	第４チャクラ	ハート	心臓 （胸腺）	愛、慈しみ、許し、受容性	緑、 ピンク	ローズクォーツ、モルガナイト、グリーンクォーツァイト、ジェイド
	第５チャクラ	スロート	喉	表現、コミュニケーション	青、水色	ラリマー、ターコイズ、アクアマリン
	第６チャクラ	サードアイ	眉間	洞察力、直観	藍、 濃い青	ラピスラズリ、ソーダライト、アズライト
	第７チャクラ	王冠	頭頂	精神性、宇宙との交信	紫、白	アメジスト、スギライト、セレナイト
	第８チャクラ	フルート	頭の上	無条件の愛	透明、金	クリアクォーツ、ルチルクォーツ

＊これらの他にアースチャクラ（足裏）もあるとされています。

クリスタルを用いた瞑想

クリスタルは瞑想などの変性意識に誘ってくれるツールです。瞑想のお供にクリスタルを手に握ってみることをおすすめします。丸玉（球）やエッグ（卵形）のクリスタルが適しています。
出来れば両手に持つとバランスが取れます。チャクラストーンやタンブル石でも良いでしょう。
瞑想を通じてクリスタルの精霊たちと出会い、対話を行うことも出来ます。

クリスタルで『結界を張る』

クリスタルで結界（エネルギーのシールド）を張ることが出来ます。エネルギーシールドを作るにはいろんな方法がありますが、最も簡単に出来るのはお部屋の四隅にポイント型のクリスタルの先端を部屋の中心に向けて置いておく方法です。強力な保護を求める時や、あらゆるものの浄化、エネルギーチャージとして行うことも出来ます。

クリスタルの『祭壇』を作る

クリスタルで聖なる場所を作ることが出来ます。静かに黙想出来る空間に自分にとって特別なクリスタルを配置します。毎日数十分ほどそこで静かにクリスタルを眺めたり、心を鎮めるための瞑想を行う場所にします。祭壇と言っても特別な形にこだわる必要はありません。自分なりに「ここが祭壇」と決めて、あなたがそうしたいと思えばきれいな布をクリスタルの下に敷いたり、お花やお塩、お水などをあげても良いでしょう。祭壇用のクリスタルはあまりいろんな方の目に触れないように（見せびらかさないように）しましょう。そして、その祭壇はいつもお掃除してきれいにしてあげます。

クリスタルを身につける

ブレスレット、ネックレス、ピアス、リングなどでクリスタルを身につけると、瞬間的に、持続して、クリスタルの影響を受けることが出来るため、お守りやヒーリング、あるいは運気を良くする目的で身につけたり、持ち歩いたりする方が多くおります。アクセサリーの形以外のものでもクリスタルはその石が持つ性質と、その石に意図した目的で身につける人とその場所にエネルギーを与えてくれます。クリスタルを身につけることによって心を強化させ、不安などを解消することが出来ます。それだけに依存しすぎることのないよう、地に足のついたバランス感覚を持ってクリスタルを身につけるようにしたいものです。必要な時にはサポートをもらい、そうでない時にはクリスタルが無くても意思決定や具体的行動が出来るようになることが大切です。

クリスタルの保管

クリスタルは性質によっては割れやすいもの、太陽光で退色しやすいもの、塩分、水分、湿気が苦手がものがあります。そのような性質のクリスタルは取り扱いに注意が必要です。保管をする場合は仕切りのあるケースなどに柔らかい布を敷いてその上にクリスタルを乗せておきます。
クリスタルを持ち歩くのであれば１つずつ柔らかな布にくるむなどして、衝撃や傷から保護します。クリスタルの蒐集家の中には数多いクリスタルを標本のように箱に入れてしまって置く方もいますが、クリスタルの持つヒーリングの特性と有用性を思えば、出来れば日々の生活の場所などに配置してなるべく普段から眺めることが出来ると良いでしょう。