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クレイセラピー クレイを使ってみたい!
クレイとは?
クレイセラピーとは?
古来から土を用いた自然療法(粘土療法)は、世界の各地で行われてきました。一番初めにクレイを癒しに使ったのはおそらく動物たちで、その癒しの力を知った人間たちがその後にクレイを使うようになったのだと考えられています。傷ついた動物たちはクレイ成分を含んだ温泉に身を浸し、泥のぬかるみの中を転げまわったりしながら身体に湧いた細菌を退治してきました。歴史のなかでは古代エジプトや古代ローマで、クレイを炎症や潰瘍、骨折等の治療に用いたことが知られています。 近年ではフランス軍が赤痢に対してクレイ内服による治療を行ったと言われています。20世紀前半のスイス、ドイツではクレイ湿布が医療に取り入れられていました。現代でのクレイセラピーの主な使い方としては、水やオイルなどでゆるく溶いてペースト状にしたものを身体や顔に塗布する、クレイ湿布をする、クレイをパウダーにして身体や顔にパフする、といった使用法などがあります。 その他にもヘアケア、クレイバス(お風呂)、歯磨きに使う、などの使用法もあります。 クレイの成分
主な成分はシリカ(ケイ土)、マグネシウム、カルシウム、鉄分、ナトリウム、亜鉛などの各種ミネラル分です。その他にクロロフィル、酵素なども含まれます。 クレイの特徴
その他にもクレイには抗炎症作用、瘢痕形成作用(組織や細胞の修復を助ける作用)、免疫賦活作用(免疫力を活性化させる作用)、ミネラル補給などの働きがあるとされています。 クレイのpH
クレイは種類にもよりますが中性〜弱酸性です。通常の石けんはアルカリ性なので、クレイの吸着作用は肌にマイルドだと言えます。 クレイの保存方法
クレイは長期保存が可能です。「透明なガラス容器に入れて」しっかりと蓋をし、湿気を避け、 「日光に当てて」保管してください。天日干しされたクレイたちは太陽の光が大好きです。 クレイ取り扱い上の注意事項
安全なクレイセラピーのために以下の注意事項をお読みください。
クレイの使い方 クレイパウダーとして使う。
ボディパウダー、フェイスパウダー、ベビーパウダー、フットパウダーとして使う事が出来ます。 少量の精油を混ぜてよい香りのクレイパウダーを作ることも出来ます。 ◆ボディ用クレイパウダーの作り方:クレイ大さじ1杯(ホワイトなど) 精油1〜3滴
クレイペーストとして使う。 水分(水やアロマウォーターなど)でクレイを溶いてペースト状にして身体や顔に塗布する方法です。必要に応じてペーストに油分(キャリアオイルなど)や精油を加えることも出来ます。 ◆スキンケア用クレイパック:クレイパックが毛穴の奥まで汚れを洗浄し、皮膚細胞の再生を促し、ミネラル分を補給してくれます。脂性肌、ニキビ肌、混合肌、成熟肌にとても効果的です。
クレイバスとして使う。 クレイをお風呂に入れて使うと洗浄作用の他、血液循環や発汗を促進します。精油と一緒にバスに入れると香りとの相乗作用が期待出来ます。 ◆クレイバス入浴法:半身浴 大さじ5杯(レッド、ピンク、イエロー、グリーンなど)、精油 3滴 クレイ歯磨きを作る。 クレイペーストを作って歯磨きを作る事が出来ます。クレイによって口中の菌の活動が抑制されます。ペースト以外にもクレイを使って昔ながらの粉歯磨きも作ることが出来ます。市販の歯磨きには口内炎の原因物質とも言われる成分が含まれているものもありますが、クレイならば安心して使えます。歯磨き用のクレイはホワイトが適しています。
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