ケトン類
ケトン類は優れた粘液溶解、去痰作用を持ちますが、これを多く含む精油は神経系への刺激に注意が必要です。特にツヨン、カンファー(ボルネオン)、プレゴンには神経毒性が認められています。高濃度、長期、多量使用は避けます。妊娠中や幼児、てんかんの方は使用を避けます。ただしジャスミン精油に含まれるジャスモンのように毒性が低いものもあります。末尾は「〜one(オン)」で終わります。
成分例:
カンファー(ボルネオン)、α-ツヨン、ベルべノン、cis-ジャスモン、イタリジオン、ピぺリトン、ピノカンフォン、プレゴン、ヌートカトン
作用:粘液溶解、脂肪分解、去痰、胆汁分泌、瘢痕形成、神経強壮、通経、鎮痛
代表精油例:ローズマリー・カンファー、セージ、ペパーミント、ラベンダースパイク、(ツーヤ、ペニーロイヤル、ワームウッド※通常のアロマテラピーでは使用しない)
※注意
上記作用は一般的なもので、作用の程度は使用状況や個々の状態によって差があります。上記作用に関して精油の効能を当方が保証するものではありません。
アロマとハーブの資格を取得する
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。