フェノールエーテル類
フェノールにエーテル基が結合したグループでエーテル類に分類されますが、精油のなかのエーテル類は大半がフェノールエーテルです。鎮痛作用、鎮痙作用に優れますが強い成分を含むため使用には十分な注意が必要です。このグループには危険精油にカテゴリーされるサッサフラスやナツメグ、バジル、アニス、フェンネル、タラゴンなどの高濃度、多量使用は避けた方が良い精油も含まれます。禁忌に注意し、少量を必要な時のみ使用します。神経毒性、ホルモン様作用があるため、幼児、妊娠中、てんかんの方は禁忌です。
成分例:
トランス-アネトール、サフロール、メチルオイゲノール、メチルカビコール(エストラゴール)、ミリスチシン
作用:抗菌、抗ウイルス、抗真菌、エストロゲン様(ホルモン様)、鎮痛
代表精油例:タラゴン、バジル、フェンネル、ナツメグ、(サッサフラス※通常のアロマテラピーでは用いない)
※注意
上記作用は一般的なもので、作用の程度は使用状況や個々の状態によって差があります。上記作用に関して精油の効能を当方が保証するものではありません。
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