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精油とハーブのプロフィール事典《ヒース(ヘザー、エリカ) Heath》
英名:Heath、Heather、Erica ヒースは別名をヘザー、エリカと呼ばれます。針のように尖った小さな葉は繁みのように重なり合い、ピンクの小さな花はミツバチや蝶、テントウムシなどの益虫を引き付け、やがて丸い小さな実となります。ヒースはハーブ療法において長い歴史を持ちます。ヨーロッパではエールやハチミツ作り、染料などにも使用されます。園芸種としてのヒースも数多くあり、生け垣などでもよく見かけられます。エミリー=ブロンテの小説〈嵐が丘〉の舞台となる館の周りにもこの植物が生えていました。シングルティーとしての味はほとんどないため、通常は他ハーブとブレンドして用います。ヒースには抗菌性があり、泌尿器系の感染症の浄化を行います。体内の尿酸や乳酸といった痛み物質を排出し、腎機能を整えます。様々な効能がありながらも、最も穏やかなハーブとして広く利用できる汎用性の高いハーブです。浸出液にはメラニン生成を抑えるアルブチン成分が含まれているため、ハーバルサロンではシミ予防に浸出液をローションパックする美容法が行われています。
《ヒース(ヘザー、エリカ)》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:花 ハーブの成分:アルカロイド、タンニン、フラボノイド、クエン酸、樹脂 一般的なハーブに期待される作用:抗酸化、収れん、鎮静、浄化、利尿、抗菌 ハーブティーブレンド:味がないためシングルよりもブレンドが一般的です。 ハーブティーの浸出時間:3分 ハーブティーの味:味と香りはほとんどありません。
《ヒース(ヘザー、エリカ)》ドライハーブの使い方 ◆リウマチ、痛風、関節炎などの痛み物質の排出に ◆膀胱炎、尿道炎のケアに ◆紫外線を浴びたお肌に ◆シミ、ソバカスの予防に(外用) ◆シミ、ソバカスの予防に(内用)
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