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精油とハーブのプロフィール事典《リンデン Linden》
英名:Linden、Lime リンデンは30メートル近くまで成長する大木で、英名ではライムと呼ばれます。(※柑橘のライムとは別種)和名は菩提樹ですが、お釈迦様が悟りを開いた樹(インド菩提樹)とは異なる種類です。リンデンの名前はアングロサクソンの古語で木を意味する「lind」に由来します。街路樹や公園によく植えられ、良い香りのする白い花を咲かせ、葉はハート形をしています。そのため、特徴表示説ではこのハーブが愛情に満ち、心や体を温める働きがあるとされてきました。リンデンはあらゆる部位が利用できる植物です。花はミツバチを多く引き付け、リンデンの蜂蜜はたくさん収穫が出来てよい味がします。ハーブセラピーではリンデンフラワーは花と苞葉と呼ばれる部分が、リンデンウッドは白木質部分が、それぞれ用いられます。これらの2つはそれぞれ作用が異なりますが、リンデンフラワーの方が一般的です。リンデンフラワーは精神的なストレスを癒してくれる代表的な鎮静ティーで、甘く上品な味わいです。リラックスやイライラなどの心の状態に対して利用されます。リンデンフラワーには血圧を下げる作用がある事からストレス性の高血圧にも良いとされます。木質から採れるリンデンウッドの方は、優れた利尿作用を持ち、むくみや老廃物の排出を行います。 《リンデンフラワー・リンデンウッド》ドライハーブのプロフィール かさの大きいドライハーブです。ティーにする時はミルで挽くか、手で細かくちぎって使います。 ハーブの使用部位:リンデンフラワー(花と苞葉)、リンデンウッド(白木) ハーブの成分:精油、ビオフラボノイド、サポニン、タンニン、粘液質 一般的なハーブに期待される作用:リンデンフラワー(鎮静、鎮痙、発汗、血圧降下) ハーブティーブレンド:フラワー、ウッドともにほとんどのハーブと合います。 ハーブティーの浸出時間:リンデンフラワー3分、リンデンウッド5分 ハーブティーの味:リンデンフラワー(ほのかな蜜のような甘みのある飲みやすい味)
《リンデンフラワー・リンデンウッド》ドライハーブの使い方 ◆むくみ、水分太り、老廃物の排出に ◆ストレス、イライラ、ストレス性の高血圧、眠れない夜に ◆強壮、発汗、身体のバランスの調整に ◆美肌、スキンケアに ◆ポプリ、サシェに
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