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精油とハーブのプロフィール事典《エバーラスティング(別名イモーテル、ヘリクリサム)Everlasting》
![]() 英名:Everlasting(immortelle、helichrysum) ![]() エバーラスティングはキク科の低木に咲くデイジーに似た黄色い花から抽出されます。別名をムギワラギクと呼ばれますが、一般的にはヘリクリサム、イモーテルの名でよく知られています。ヘリクリサムはギリシャ語で「太陽と金」を表わし、咲いている花の様子が小さな太陽を思わせるのに由来しています。花を乾燥させてもその色や形が変わらないことから「永遠に色褪せない(永久花)」の名で呼ばれ、その魅力ある名前の響きから香水や化粧品の材料としても使用されてきました。エバーラスティングはどのような地でも根づいてゆく強い生命力を持った植物です。エバーラスティングの種類は500種もありますが、精油が抽出される種類はわずかです。精油は鎮静作用に優れるエステル類と、抗アレルギー作用のあるセスキテルペン炭化水素類が主な成分です。抗炎症作用に優れ、傷の手当てや腫れなどに使用されます。
一般的な精油に期待される作用:抗炎症、鎮痛、瘢痕形成、去痰、鎮咳、粘液溶解、肝臓強化、解毒 心への作用:神経衰弱や神経疲労時に使うとショックや恐れを和らげます。心を落ち着け、呼吸を深くさせます。気持ちを開かせ、人への思いやりを深める働きもあります。心理的なストレスから来る場合の皮膚のかゆみを鎮めるサポートを行います。 ヒーリングの作用:直感を刺激してインスピレーションを起こさせます。 アートやヒーリングを行う方にも適しています。内なる気づきの促進、イメージワーク、瞑想にも。強く根づくことからグラウンディングにも優れています。恐れや不安のある時や少し意地悪な気持ちになっている時に。満月のエナジーワークにも向いています。 キーワード:開放、優しさ、生きる力 相性の良い精油:柑橘系、花系、樹脂系、ハーブ系と合います。ラベンダー、オレンジ、イランイラン、ヤロウ、ベチバー、ローズ、サンダルウッド、パチュリー、フランキンセンスなど。香りは拡がりやすく、主張はそれほど強くありません。ブレンド全体に温かみを与えます。
◆鼻腔の炎症、慢性の咳に ◆アレルギーの予防、免疫力の強化に ◆打ち身や青あざに ◆アトピー性皮膚炎の予防、かゆみ、湿疹に ◆日常的なスキンケアに
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