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精油とハーブのプロフィール事典《モナルダ(ビーバーム)Monarda(Bee Balm)》
英名:Monarda(Bee Balm) モナルダは別名をビーバームと呼ばれる北アメリカ原産のハーブです。その他にもホースミント、アメリカンメリッサ、インディアンネトルなど別名の多い植物です。Monarda fistulosaは、モナルダの近縁種で日本ではヤグルマハッカと呼ばれています。ネイティブアメリカンに伝統的に使われてきた有用植物で英名を「オスウェゴティー」と言います。これはニューヨーク州の先住民オスウェゴ族がこの植物を使っていたことに因んでいます。オスウェゴ族は喉の痛みや消化不良、止血などにモナルダを用いてきました。花を含む全草に柑橘のベルガモットに似た香りがあるため「ベルガモット」(またはワイルドベルガモット)と呼ばれ、そのため柑橘の「ベルガモット」と混同されがちです。「ビーバーム」の名前は、この花にミツバチがたくさん集まることに由来します。ガーデニング植物としても育てやすく、6月〜9月にかけて蜜源となる淡い紫、赤などの筒状の花を咲かせます。ハーブには抗ウイルス、殺菌などの作用があり、乾燥させても香りが失われないことからポプリにも使われてきました。モナルダ精油は全草もしくは花から水蒸気蒸留法で抽出されます。モナルダ精油は国内流通の少ない精油のひとつです。レモン様の香りがトップに来て、その後にほんのりと甘いフルーティ、フローラル、ハーバルグリーンの香りがします。爽やかさと繊細さを併せ持つフェミニンな芳香です。レモンマートルやパルマローザを想わせる心地よい香りは、寝つきを良くして安らかな眠りに導きます。鎮静と高揚の両面を持つ精油で、気持ちを明るくさせて緊張感を取り除きます。モナルダの種類のうち、Monarda fistulosaから抽出される精油はゲラニオールが90%程度含まれており、禁忌がなく穏やかです。トリートメント、ルームスプレー、芳香浴、香水などに用いる他、蚊除け、虫除けにも役立ちます。モナルダ精油のなかでチモールが主成分のものは皮膚刺激性に十分注意します。 ★タイマツバナ★ 《モナルダ(ビーバーム)精油》の作用 一般的な精油に期待される作用:抗菌、抗真菌、抗ウイルス、鎮静、抗炎症、抗うつ 心への作用:気持ちを明るく、前向きにします。低い自尊感情、緊張感、自信が持てない、疑りぶかい、憂鬱な時などに役立ちます。 ヒーリングの作用:ハートに高次元の愛を呼び込み、創造性とインスピレーションを与えます。エナジーフローによって不要なエネルギーを流し浄化します。 キーワード:エナジーフロー、インスピレーション、無条件の愛、浄化 相性の良い精油:バジル、ローマンカモミール、ローズ、ゼラニウム、フランキンセンス、 禁忌:Monarda fistulosa精油には禁忌はありませんが、その他のMonarda 精油に関しては妊娠 《モナルダ(ビーバーム)精油》を使ったホームケアの方法 ◆天然香水、オーラスプレーに ◆リネンスプレーに
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