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精油とハーブのプロフィール事典《ユーカリ・スミシー(スミティ)Eucalyptus Smithii》
英名:Eucalyptus Smithii ユーカリ・スミシー(スミティとも)は、数多いオーストラリア産ユーカリ種のひとつで、別名「ガリーガム」、「ガリーペパーミント」、「ホワイトアイアンバーク」とも呼ばれています。スミシーの名前はオーストラリアのユーカリ植物の研究家、故ヘンリー・ジョージ・スミス氏に因んでいます。オーストラリアの北部ビクトリア州〜ニューサウスウェールズ州を中心に生育しています。ユーカリ・スミシーの木は細長い葉を持ち、幹部はざらざらとした繊維質です。湿地帯を好み、アフリカ地域でも商業栽培されています。精油は淡い黄色がかった無色透明でさらりとしています。スミシーは他のユーカリ精油と同じように1,8シネオールが主(約70〜80%)で、ラジアータのようにすっきりとクリアな香りがします。アロマデンドレンという芳香成分を含んでいるため、嗅いだ瞬間はやや甘い香りがします。嗅いでいるとそのうちにウッディ調とスパイシー、わずかな土っぽさが感じられます。スミシーは空気清浄や気分の入れ替えに適したユーカリです。その他にも感染症予防の芳香浴、呼吸器系の不調や筋肉のケアなどに適しています。ユーカリ精油のなかでは最も穏やかな種で、皮膚刺激性は少ないため継続して使用出来ます。 《ユーカリ・スミシー精油》の作用 一般的な精油に期待される作用:抗菌、抗ウイルス、抗炎症、鎮痛、デオドラント、昆虫忌避、覚醒、集中 心への作用:気持ちが沈んでいる時にユーカリの香りが刺激を与えて心を引き上げます。長く続く雨、曇りの日などに憂うつな気持ちを明るくさせてくれます。怒りやショックなどの感情を鎮静し、心を平静にする働きがあります。眠気防止にも役立ちます。 ヒーリングの作用:自由で楽観的なものの見方をもたらします。大らかさ、囚われない心、小さな事にこだわらずに生きられるように心の広さを与えます。自立心、父性のサポートを行います。 キーワード:開放、肯定する、楽観性 相性の良い精油:柑橘系、ハーブ系と相性が良い。ペパーミント、ティートリー、マートル、ラベンサラ、ニアウリ、サイプレス、ジュニパーベリー、ラベンダー・トゥルー、ラバンディン、マジョラム、ローズマリー、ゼラニウム 禁忌:皮膚塗布は適切な基材で適度に希釈して使います。香りを吸入する場合にはごく低濃度(香りがしないくらい)に抑えます。幼児の使用はごく低濃度にします。内服は避けてください。 《ユーカリ・スミシー精油》を使ったホームケアの方法 ◆花粉症、アレルギーに ◆筋肉痛、肩こりに ◆打撲、捻挫に ◆風邪のひきはじめに ◆風邪予防のセルフリンパマッサージに ◆消毒に ◆軽いすり傷、虫刺されに ◆デオドラントに
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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