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精油とハーブのプロフィール事典《オポポナックス(スイートミルラ) Opoponax》
![]() 英名:Opoponax、Sweet myrrh オポポナックス(オポパナックスとも)は、本来はセリ科の植物(学名:Opoponax chironium)を指すものでしたが、現在ではカンラン科のいくつかの植物樹脂を指す言葉として知られています。別名「スイートミルラ」と呼ばれるオポポナックスの樹は没薬樹に似ていますが樹高は8〜10mと没薬樹に比べて大きく成長します。アラビア半島に自生し、幹に傷をつけて滲み出す液体を固めたものが樹脂香になります。オポポナックスの樹脂香は暗赤褐色で年代物のワインのコルクのような独特の香りがします。「スイートミルラ」と呼ばれるように香としての効能は没薬樹脂によく似ており、樹木系の甘さのある香料として浄化や守護を目的に焚かれます。かつては家畜のダニ除けや家の消毒などに用いられていました。フレグランスの世界では高価な保香剤として利用されてきました。
柔らかく甘い香りは気持ちをリラックスさせ、感覚を鋭敏にします。心を解き放つスイートさと安定とグラウンディングをもたらす土の感覚があります。あまり流通していませんがオポポナックスの樹脂からは水蒸気蒸留で精油も抽出されます。オポポナックスの樹脂香は否定的な感情を取り去り、サイキックアタックを防いで深い精神世界や瞑想へと誘います。
香炉を用意し、チャコールに点火してその上にオポポナックスの樹脂を1粒置いて焚きます。薫香が終わったら火が完全に消えていることを必ず確認してください。 注意:インセンスとしてのオポポナックスは食品ではありません。 一般的なインセンスに期待される作用:鎮静、精神安定、守護 ◆薫香材、お香に ◆手作りインセンスに
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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