|
精油とハーブのプロフィール事典《バタフライピーButterfly Pea》
![]() 英名:Butterfly Pea ![]() バタフライピーは、和名を「蝶豆」と言い、インド、東南アジアなどの熱帯地方が原産のつる性の多年草です。常緑植物ですが寒さで枯れることが多いため園芸の世界では一年草に分類されることがあります。夏に蝶の羽のような鮮やかな青色の花を咲かせ、花後には10cmほどの扁平な実がなります。若い豆は食用になりますがハーブとしての主な有用部は花です。英名では「ブルーベルバイン」、「ダーウィンピー」とも呼ばれています。タイでは「アンチャン」、中国では「藍胡蝶」の別名で呼ばれています。インドでは聖なる植物と見なされており、タイでは布を染める青の染料として利用されています。青の色素はアントシアニン(ポリフェノールの一種、抗酸化物質として美容や健康に役立つ)成分です。台湾では美しい青色の花茶として好んで飲まれており「蝶豆花茶」と呼ばれています。お湯を注ぐと水溶性のアントシアニンが湯中に溶け出し、美しい青色のティーになります。ブルーマロウのようにレモンなどの酸味を加えると青色から紫色、ピンク色に変化します。色が綺麗なのでティーの他にカクテル、ラテなどにも利用されています。東南アジアでは天然の食用色素として使用されており、もち米料理やココナッツミルクのデザートを青や紫に染める色素になります。ティーの味にはくせはなく、飲みやすいですがシングルで飲むとやや物足りないかもしれません。シングルのティーに蜂蜜を加えると色が淡いピンク色になります。
ハーブの使用部位:花 ハーブの成分:アントシアニン、ペプチド、カテキン 一般的なハーブに期待される作用:抗酸化、利尿、抗炎症、鎮痛、解熱、抗不安、抗ストレス、抗菌 ハーブティーブレンド:味はあまりないため、他のハーブとブレンドするか蜂蜜などで甘みをつけます。 ハーブティーの抽出時間:2分 ※乾燥花3個がティーカップ1杯分の目安 ハーブティーの味:淡い草の味わい
◆目の健康、むくみ、アンチエイジングに
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
2012-2025 Copyright (C) Holistic Aroma Academy, all rights reserved.
|