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精油とハーブのプロフィール事典《パウダルコ(紫イペ)Pau d'arco、Ipe》
英名:Ipe、Pau d'arco パウダルコは、英名を「イペ(Ipe)」とも言い、中南米原産のノウゼンカズラ科の落葉高木です。日本では「紫イペ」「イッペー」「イペー」、その他「タヒボ」の名前でも呼ばれています。パウダルコはブラジルの国花であり、現地では「活力の木」と呼ばれてきました。冬季に開花し、咲き始めは淡いピンク、次第に紫色になります。日本では沖縄県に植生し、街路樹などで見かけます。現地の民間療法では「ラパチョ」の名前で知られ、乾燥させた樹皮をマラリアや真菌感染症、呼吸器の疾患、リウマチなどに用いてきました。近年になってパウダルコの樹皮に含まれるラパコールやナフトキノン、イリドイド、アンスラキノンなどに抗腫瘍作用があることが研究されています。ただし、これらの研究による抗腫瘍や抗ガン作用に関しては可能性の段階で確実ではありません。 《パウダルコ》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:樹皮 ハーブの成分:ラパコール、イリノイド、シアニジン、ルチノシド、アントシアニン、アルカロイド、ナフトキノンなど 一般的なハーブに期待される作用:抗菌、抗真菌、抗ウイルス、抗炎症、鎮痛、免疫賦活 禁忌:大量摂取は吐き気を催すため避けます。 煎剤の浸出時間:15〜20分 ※サプリメントに比べると煎剤の方が成分の抽出効率が良い。 ハーブティーの味:ほのかな甘み 《パウダルコ》ドライハーブの使い方 ◆健康維持・増進のサプリメントに ※疾患のある場合は医師の指示を受けます。 ◆健康維持・増進の煎剤に。 ※疾患のある場合は医師の指示を受けます。
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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