|
精油とハーブのプロフィール事典《ヘンルーダ(ルー) Wijnruit、Rue》
![]() 英名:Wijnruit、Rue ![]() ヘンルーダは、別名を「ルー」「コモンルー」とも呼ばれるミカン科の常緑小低木です。ヘンルーダはオランダ語で表記は「wijnruit 」です。属名の「Ruta」はギリシア語の「自由にする、くつろがせる」に由来しています。種小名の「graveolens 」は「強い香りのする」を意味し、植物全体に山椒のような強い香りがあります。木は50〜100cmほどに成長し、青灰色のレース状の葉を持ち、夏に黄色の花を咲かせます。花後には山椒に似た実がなります。葉にはシネオール成分が含まれ、接触するとかぶれるため注意します。乾燥させた葉は虫除けのサシェなどに利用されています。過去には薬用されたことがありますが現在では一般の内用、食用はされていません。イタリアではグラッパという伝統的な蒸留酒の風味付けに使われています。日本には江戸時代に渡来し、和名を「芸香(うんこう)」と言います。ヘンルーダの山椒に似た柑橘の香りは猫が嫌うため「猫除けの木(草)」として知られています。ヘンルーダの葉からは水蒸気蒸留でヘンルーダ精油が抽出されますが、皮膚刺激や毒性があるため危険精油のひとつとして一般流通はされていません。 《ヘンルーダ》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:葉 ハーブの成分:脂肪族ケトン(2-アンデカノン)、クマリン(ベルガプテン)、アルカロイド 一般的なハーブに期待される作用:防虫、殺菌 禁忌:生葉、乾燥ともにヘンルーダの食用は避けます。 《ヘンルーダ》ドライハーブの使い方 ◆虫除けサシェに
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
2012-2025 Copyright (C) Holistic Aroma Academy, all rights reserved.
|