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精油とハーブのプロフィール事典《チア(チアシード)Chia》
![]() 英名:Chia ![]() チアはメキシコ中南部からグアテマラを原産とするシソ科アキギリ属の一年草です。古代マヤ文明やアステカ文明ではトウモロコシと並んで重要な作物として栽培されていました。チアの種子は近年「スーパーフード」として知られる「チアシード」です。ヘルシーな食品として世界的に食用されるようになり、近年ではオーストラリアが最大の生産国です。「チア」はマヤの言葉で「力」を意味しています。温暖な気候を好むチア植物は高さ1.7mほどに生長し、セージの花によく似た青紫色や白色の花を咲かせます。有用部の種子は1mmほどの茶色〜黒色(ブラックチアシード)、もしくは白色(ホワイトチアシード、サルバチア)の楕円形です。種子は水に浸けて膨潤させ、ドリンクやデザート、料理の材料に利用出来ます。種子にはオメガ-3脂肪酸や必須アミノ酸、ビタミン、食物繊維、カルシウム、リン、カリウム、鉄分、亜鉛、マグネシウムなどが含まれています。人体内で生成出来ない必須アミノ酸9種のうち8種が含まれているため「奇跡の食品」と呼ばれています。チアシードの特徴として水に浸すと12倍もの水分を吸収し、ぷるぷるしたゲル状に膨潤します。ゲル状部分には水溶性の食物繊維が含まれ、整腸作用によって便秘予防や美容に役立ちます。満腹感があるためダイエットに利用されますが味はほとんどありません。カロリーは100gあたり486.1 kcalで一日の摂取目安量は大さじ1杯(約12g、57kcal)です。チアシードは食物繊維が豊富なため食べ過ぎると下痢を起こしたり、反対に腸内で水分を吸収して便を固くさせてしまう可能性があります。スムージーやヨーグルトに加えるのが定番ですが、ゼリー、ジャム、プリンなどのデザートに加えてアレンジできます。チアシードに含まれるオメガ脂肪酸は加熱には不向きなため、熱を加えないで食します。
ハーブの使用部位:種子 ハーブの成分:オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)、ビタミン、食物繊維、カルシウム、リン、カリウム、鉄分、亜鉛、マグネシウムなど 一般的なハーブに期待される作用:整腸、栄養補助 ハーブティーブレンド:主に食用でティーには用いません。 味:ほとんど無い
◆スムージー、ヨーグルトに ◆料理、お菓子作りに
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