英名:Damiana
学名:Turnera diffusa(ツルネラ・ディフューサ)
Turnera aphrodisiaca(ツルネラ・アフロディシアカ)
和名:ダミアナ
科名:ターネラ科
種類:低木
樹高:約2m
原産地:中央アメリカ
ダミアナ植物画:Wikipedia
ダミアナは、中央アメリカ原産のターネラ科の低木でテキサス、メキシコ、中南米、カリブ海に自生しています。木質の灌木で2mほどに成長し、葉に含まれる精油の芳香成分によって木全体からカモミールのような香りがします。初夏から晩夏にかけて芳香のある黄色い小さな花を咲かせ、花後にはイチジクに似た味の果実をつけます。属名の「Turnera」はイギリスの博物学者ウィリアム・ターナーの名前に因んでいます。種小名の「diffusa」は「女性」を「aphrodisiaca」は「美神アフロディーテ」に由来し、この植物が伝統的な媚薬として使われてきたことを示唆しています。メキシコの伝統的なリキュールに使われ、インディオたちは乾燥させた葉を伝統的な強壮剤に用いてきました。現地ではダミアナの葉のティーに砂糖を加えて飲まれてきました。
《ダミアナ》ドライハーブのプロフィール
ダミアナのドライハーブは国内では流通していません。
ハーブの使用部位:葉
ハーブの成分:フラボノイド、マルトールグルコシド、フェノール類、青酸配糖体、モノテルペノイド、セスキテルペノイド、トリテルペノイド、ポリテルペンフィカプレノール-11、脂肪酸
一般的なハーブに期待される作用:中枢神経強壮
禁忌:200g以上のダミアナ抽出物の摂取は頭痛、不眠、けいれんなどを起こす可能性があるため避けます。持病のある人、投薬中、妊娠中、授乳中、子供への使用は避けます。

アロマとハーブの資格を取得する
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。