英名:Ashwagandha
学名:Withania somnifera(ウィザニア・ソムニフェラ)
和名:アシュワガンダ
科名:ナス科
種類:常緑低木
樹高:約1〜2m
原産地:インド、ネパール
アシュワガンダ植物画:Wikipedia
アシュワガンダは、インド、ネパール原産のナス科の常緑小低木です。10cmほどの楕円形の葉を付け、黄緑色の星形の花を咲かせます。赤橙色の小さな実をつけることから別名「ウィンターチェリー」と呼ばれ、原産地のインドでは古くから伝統医学のアーユルヴェーダに利用されてきた薬用植物です。「アシュワガンダ」の名前はサンスクリット語の馬を意味する「アシュヴァ」と匂いを意味する「ガンダ」に由来し、この植物の根が馬のような特有の刺激臭と精力強壮作用があることに因んでいます。種小名の「somnifera」は「眠りを誘う」を意味し、この植物に神経の鎮静作用があることを示唆しています。有用部は根で原産地では伝統的な強壮、強精剤として「インドの朝鮮人参」と呼ばれ、抗ストレスと体力増強のアダプトゲンハーブとして特に男性のためのサプリメントに利用されてきました。その他にも鎮痛、免疫強化、脳機能改善などの作用があるとされ、がん細胞の増殖抑制に関する研究も行われています。アシュワガンダは日本では薬機法によって医薬品に指定されており、使用や販売には規制があり、副作用の可能性もあります。
《アシュワガンダ》ドライハーブのプロフィール
アシュワガンダのドライハーブは日本では医薬品として薬機法上の規制があり、一般流通はしていません。
ハーブの使用部位:根
ハーブの成分:ウィザノン、ウィザフェリンA、サポニン、タンニン、鉄、アルカロイド
一般的なハーブに期待される作用:強壮
禁忌:薬と併用すると肝臓障害、発赤などの副作用を起こす可能性があるため避けます。

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