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精油とハーブのプロフィール事典《カレーノキ Curry tree》
英名:Curry tree カレーノキ(カレーの木)は、和名を「オオバゲッキツ」と言い、スリランカ、インド原産のミカン科の常緑低木もしくは高木です。属名の「murraya」は「ゲッキツ」を、種小名の「koenigii」はバルト・ドイツ人の植物学者ヨハン・ゲルハルト・ケーニヒの名前に因んでいます。カレーノキは、キク科の「カレープラント」(ムギワラギク、エバーラスティング)と混同されることがありますが全く異なる植物です。カレーノキは別名「ナンヨウザンショウ」(南洋山椒)と言い、葉は「カレーリーフ」(curry leaf)の名前の香辛料として知られています。カリーパッタ、カリパタ、カラピンチャなどの呼び名もあります。木は4〜6mに成長し、よく繁る光沢のある葉と小さな白い花を付けます。小さな実は熟すと黒くなり、種子には毒性があります。カレーリーフはスパイシーな香りと柑橘の香りがし、主に南インド料理に使われてきました。生の葉の方が風味が良いとされますが、入手しづらいフレッシュハーブの一つです。乾燥リーフはスパイス専門店などで入手でき、ローリエのような香りがします。料理に使われることが多いハーブですが、ティーとしても飲用され、食欲増進、消化促進、血液浄化などに役立ちます。海外では乳がんやアルツハイマー、糖尿病などの予防に関するカレーリーフの研究が行われています。 《カレーノキ》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:葉 《カレーノキ》ドライハーブの使い方 ◆料理に
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