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精油とハーブのプロフィール事典《ベアベリー Bearberry》
英名:Bearberry ベアベリーは、和名を「クマコケモモ」と言い、ヨーロッパ、アジアを原産とするツツジ科の常緑小低木です。別名の「ウバウルシ」や「ウワウルシ」は種小名の「uva-ursi」が由来で、ウルシ植物ではありません。「uva-ursi」はラテン語の「熊の葡萄」を意味しています。小さな丸い革質の葉を持ち、春から初夏にかけてピンク色の小花を咲かます。果実は熟すと赤く、酸味が強いので生食はされずジャムなどに加工されます。ハーブの有用部は葉で開花時期に採取し「ベアベリーリーフ」と呼ばれます。ベアベリーの葉には利尿や抗菌の作用があり、古来より膀胱炎などの尿路感染症やむくみなど役立てられてきました。近年ではベアベリーの葉に含まれるヒドロキノン誘導体に含まれるアルブチン成分がメラニン色素の生成を防ぐことから美白化粧品などに利用されています。ベアベリーの葉は「ウワウルシ」として医薬品に指定されているため、用法・用量の指示を守って摂取します。 《ベアベリー》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:葉 ハーブの成分:アルブチン、メチルアルブチン、タンニン、フラボノイド 一般的なハーブに期待される作用:尿路消毒、抗菌、利尿 ハーブティーの抽出時間:3分 ハーブティーの味:軽い苦味
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