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精油とハーブのプロフィール事典《クローブリーフ Clove Leaf》
英名:Clove Leaf クローブ植物画:Wikipedia クローブリーフは、モルッカ諸島を原産とし、主にアジアの熱帯地方に見られるクローブの木の葉です。cloveとはラテン語の「calvus」から派生した釘の意で乾燥した花蕾は釘の形に似ています。日本では「丁」の形にも見えることから「丁子」(ちょうじ、丁字とも)と呼ばれています。クローブの花蕾は「クローブバッド」としてハーブ、精油ともに利用されていますが、葉からも精油が抽出されます。香りはクローブバッド精油とよく似ていますが、リーフ調の穏やかさがあり、嗅ぎ比べしてみるとスパイシーとフローラルの芳香は若干弱めです。精油の主成分はオイゲノールで、その他にβ-カリオフィレン、α-フムレン、酢酸オイゲニルなどを含んでいます。クローブバッド精油よりは低いもののクローブリーフ精油にも皮膚刺激性があるため、希釈濃度は0.5%を推奨とし、スキンケアなどには用いない精油です。香りが強いため、嗅覚トレーニングにレモン精油、ユーカリ精油、ペパーミント精油などとともに利用されています。 《クローブリーフ精油》の作用 一般的な精油に期待される作用:抗菌、抗真菌、刺激、消毒、防腐 心への作用:心が衰弱、疲労した時に心を強化し、力づけてくれます。スパイシーな香りが心と記憶を刺激し、落ち込みや緊張から解放してくれます。失ったやる気、元気が取り戻されます。 ヒーリングの作用:エネルギーのバランスを整えて、弱ったオーラを補強します。 キーワード:活性化、刺激、エナジーバランス 相性の良い精油:ローズ、ラベンダー・プロバンス、バニラ・アブソリュート、クラリセージ、ベルガモットFCF、ベイローレル、ラバンディン、イランイランなど 禁忌:フェノール成分を多く含むため、神経毒性、皮膚刺激の可能性があります。使用量と濃度に注意が必要です。妊娠中、乳幼児への使用は避けます。 《クローブリーフ精油》を使ったホームケアの方法 ◆空気感染の予防に ◆手指の衛生に ◆嗅覚トレーニングに ※持病のある人は主治医に相談してください。
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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