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精油とハーブのプロフィール事典《アロニアベリー Aronia Berry》
![]() 英名:Aronia Berry アロニアは、北アメリカ原産のバラ科の落葉低木です。アロニアは食用と観賞用があり、食用になるアロニアは「ブラックチョークベリー」や「チョコベリー」と呼ばれる黒い果実の品種(学名:Aronia melanocarpa)です。赤い果実の「レッドアロニアベリー」(学名:Aronia arbutifolia)は観賞用の品種です。これらの交配種は「パープルチョークベリー」(学名アロニア・プルニフォリア)で暗紫色の実をつけます。食用になる黒いアロニアベリーにはアントシアニン、カロテノイド(β-クリプトキサンチン、β-カロテン)などのポリフェノールが豊富に含まれ、抗酸化作用に優れ、老化防止や成人病などの予防に良いとされています。生やドライの果実にはポリフェノールによる渋味や苦味があり、英名の「チョーク」(喉を絞めつけられるように渋い)の名前もそこから来ています。果実はジャム、果実酒、ジュースなどの他、サプリメントにも利用されており、冷凍果実やドライベリーなども入手できます。アロニアの木は2mほどに成長し、春に白い花を咲かせ、秋に直径5mm〜1cmほどの美しい黒い実を付けます。日本では岩手県盛岡市でアロニアの栽培が行われています。耐寒性、耐暑性があり、害虫に強く、苗木から育てることが出来ます。
ハーブの使用部位:果実 ハーブの成分:アントシアニン、カロテノイド(β-クリプトキサンチン、β-カロテン)、食物繊維、ビタミンC 一般的なハーブに期待される作用:抗酸化 果実の味:渋味と苦味
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