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精油とハーブのプロフィール事典《ゴジベリー Goji berry》
英名:Goji berry ゴジベリーは、和名を「クコ」(枸杞)と言い、ナス科クコ属の落葉低木になる果実です。「クコの実」、「ウルフベリー」の名前でも呼ばれています。木の高さは1〜2mほど、枝には棘があります。8月から10月にかけて咲く紫色の花は11月頃につややかな赤い実となります。乾燥させた実は「枸杞子」(クコシ)と呼ばれる生薬で中国最古の薬物書「神農本草経」の上品(じょうぼん、長期摂取できる無毒の薬用植物、上薬)に収載され、中国では3000年前から利用されてきました。一般的な有用部は主に実ですが、根皮や葉も生薬で根皮を乾燥したものは「地骨皮」(ジコッピ)として解熱や強壮に用いられ、葉を乾燥したものは「枸杞葉」(クコヨウ)として強壮に用いられています。ドライのゴジベリーはレーズンのようにそのまま食用できます。楊貴妃がこの実を毎日食べていたことから現在でも美容のスーパーフルーツとして知られています。1日10粒が目安で、栄養が豊富なので携帯食にも向いています。健康増進の目的には砂糖が加えられていないものを選びます。その他にも、杏仁豆腐のトッピングや鳥鍋などに加えたり、ホワイトリカーや日本酒に浸けてクコ酒を作ることが出来ます。果実にはビタミンA・B1・B2・C、ニコチン酸、カロテノイド、鉄、アミノ酸などの成分が豊富に含まれ、特にカロテノイドのゼアキサンチンを多く含んでいるので目の健康や肝臓の保健、疲労回復などが期待できます。 《ゴジベリー》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:果実 ※葉、根皮も有用部 ハーブの成分:果実(フィサリエン、カロチン、ビタミンB1・B2・C、鉄)、葉(ベタイン、ルチン、ビタミンB1・B2・C)、根皮(ベタイン、リノール酸) 一般的なハーブに期待される作用:果実(滋養) 果実の味:ほのかな甘みと渋味 《ゴジベリー》ドライハーブの使い方 ◆デザートに
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