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精油とハーブのプロフィール事典《メグスリノキ Nikko maple》
![]() 英名:Nikko maple ![]() メグスリノキは、日本原産のムクロジ科カエデ属の落葉高木です。日本国内のみに自生し、樹高は10〜25mに成長し、雌雄異株5〜6月に淡黄色の花を付け、3つに裂けている紅葉(もみじ)に似た葉は秋に美しく紅葉します。属名の「Acer」は「鋭い」(ギザ葉に裂けていることから)を意味しています。種小名はロシアの植物学者マキシモウィッチの名前に因んでおり、この植物を栃木県の日光で採取したことから「Nikko maple」と呼ばれています。「メグスリノキ」の名前のように日本の民間療法で目の健康のために樹皮や小枝の煎剤を飲んだり、目の洗浄などに利用してきました。別名を「長者の木」、「千里眼の木」、「ミツバナ」、「ミツバハナ」とも呼ばれています。樹皮や枝にはロドデンドロール(ロドデノール)、エピロドデンドリン、トリテルペン、タンニン、ケルセチン、カテキンなどが含まれ、実際に眼病の予防や視力の衰えに良いことが国内の研究で報告されています。メグスリノキは肝機能を高めることでも知られ、中医学でも目と肝臓の状態が関連しているようにこれらを併せた活性化が期待できます。ティーには木の苦味があるため、飲みにくい場合はブレンドするか甘みを加えると飲みやすくなります。
ハーブの使用部位:樹皮、葉、枝
◆目の健康に
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