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精油とハーブのプロフィール事典《クマザサ Kuma banboo grass》
英名:Kuma banboo grass クマザサは、山地に植生する日本特産のイネ科ササ属の多年草で原種は京都の自生種だとされています。変種や近縁種も含めて日本全国に分布し、草丈は1.5mほどで緑色の葉は冬になると縁が枯れて白くなります。それが歌舞伎役者の隈取のように見えることから「隈笹」と呼ばれています。種小名の「Veitchii」はイギリスの園芸家ベーチュの名前に因んでいます。生の葉には抗菌作用があり、料理や菓子を包んだり、葉を揉んで傷の手当てなどに使われてきました。その他にも健康食品として生の葉は青汁に、乾燥葉は「クマザサ茶」として飲用されてきました。かつて日本の凶作の時代には粉末にしたクマザサの実が食用されたことがありました。熊やパンダがこの葉を好んで食べることから「熊笹」と表記されることもあります。クマザサにはビタミン、ミネラル、食物繊維、クロロフィルなどが豊富に含まれ、その他にも抗菌作用のある安息香酸やバンフォリンというクマザサ特有の防腐作用のある多糖類も含まれています。クマザサ茶やそのエキスには血液浄化や生活習慣病の予防、胃腸の状態を整える、歯周病や口内炎のケア、口臭や体臭の予防などが期待されています。ティーはさっぱりとして飲みやすく、日常的に飲むことが出来ます。乾燥葉を炒るとほうじ茶のような香ばしい風味になります。 《クマザサ》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:葉 ハーブの成分:鉄、カリウム、マグネシウム、カルシウム、ビタミンB1・B2・C・K 、葉緑素 、食物繊維、バンフォリン、安息香酸、フラボノイド 一般的なハーブに期待される作用:抗菌、抗炎症、免疫強化、利尿、胃の機能活性、解毒 ハーブティーブレンド:カレンデュラ、スペアミント、ローズマリー、オレンジピール、ルイボス ハーブティーの抽出時間:3〜5分 ハーブティーの味:さっぱりとした草の味わい 《クマザサ》ドライハーブの使い方 ◆健康増進に
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