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精油とハーブのプロフィール事典《ギムネマ Gymnema》
英名:Gymnema ギムネマは、和名を「ホウライアオカズラ」と言い、インド原産のつる性の多年生植物です。中国名を「匙羹藤」(しゃかとう)、「武靴藤」(ぶかとう)の名前で呼ばれ、インドでは「グルマール」(糖を壊すの意味)あるいは学名で「ギムネマ・シルベスタ」とも呼ばれています。原産地のインドでは古くから伝統医学アーユルベーダで糖尿病の治療に利用されてきた薬用植物です。日本でも健康茶の「ギムネマ茶」として知られています。つる性で他の木にからみつきながら成長し、楕円形の葉を持ち、直径5mmほどの小さな黄色い花を咲かせます。有用部は葉で、葉を噛むと1〜2分で砂糖の甘さを感じなくなることで知られています。これはギムネマに含まれるトリテルペノイドサポニンの「ギムネマ酸」が甘みを感じる舌の味蕾に結合するためで、その他の味覚(辛味、酸味、塩味、苦味など)には影響しません。ギムネマには腸からの糖の吸収を抑制し、インスリンの分泌を緩やかにして血糖値の急激な上昇を抑制する作用があるとされ、甘味に対する欲求を抑えるためダイエットにも利用されています。その他にも、ギムネマ酸にはむし歯予防や関節炎などの炎症を抑える作用も期待されています。ギムネマは健康茶やサプリメントなどで市販されています。 《ギムネマ》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:葉 《ギムネマ》ドライハーブの使い方 ◆血糖値調整、ダイエットサポートに
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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