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精油とハーブのプロフィール事典《カキドオシ Grand ivy》
英名:Grand ivy カキドオシは、日本原産のシソ科カキドオシ属の多年草です。草地や道端によく見られる植物です。カキドオシの名前は垣根を突き抜けるほど旺盛に繁殖する様子から名付けられました。属名はハッカの一種「glechon」に、種小名は「木蔦に似た」を意味しています。丸い葉が並んだ様子から別名を「レンセンソウ」(連銭草)、子供の「癇の虫」に使われたことから「カントリソウ」(癇取り草)や「カンキリソウ」(癇切り草)とも呼ばれてきました。斑入りの栽培変種は「グレコマ」の名前で園芸植物として人気があります。有用部は地上部で全草に爽やかな芳香があり、揉むと香り立ちます。茎は途中まで直立し、その後はつる状となって地面を長く這い、茎の節から根をおろします。3月〜4月頃に唇形の淡い紅紫色の花を咲かせます。生薬として全草が薬用され、若葉はお浸しや天ぷらなどで食用されています。民間療法では泌尿器系の不調、咳、神経性の頭痛などに用いられてきました。近年の研究では体内脂肪の溶解や血糖値の降下作用などが期待されています。含まれる芳香成分には気持ちを落ち着かせる作用があります。ティーはやや苦味があるので、他のハーブとブレンドするか蜂蜜などを加えて飲みます。 《カキドオシ》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:地上部(葉、茎、花) 《カキドオシ》ドライハーブの使い方 ◆血糖値調整、ダイエットサポートに
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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