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精油とハーブのプロフィール事典《ステビア Stevia》
![]() 英名:Stevia ![]() ステビアは、南米原産のキク科ステビア属の半耐寒性多年草です。別名を「アワユキギク」、「アマハステビア」、「キャンディリーフ」、「スイートリーフ」とも呼ばれています。パラグアイとブラジルの国境地帯に自生し、ステビア属には154以上の種があります。パラグアイの先住民族グアラニー族はこの植物を「カー・エー」(甘い葉の意味)と呼び一千年前から食用や薬用に使ってきました。 草丈は1mほどに成長し、茎には白い毛が生え、茎の下部は木質化しています。秋から初冬にかけて小さな頭花を咲かせます。卵型の鋸葉は噛むと甘みがあり、産地のパラグアイでは伝統的にマテ茶の甘味付けに使用されてきました。ステビアの葉から抽出されるステビア抽出物は砂糖の200倍もの甘みがあり、天然の甘味料として料理や調味料、シロップ、飲料などの甘味付けに利用されています。ステビアの甘味料は清涼感のある穏やかな甘さで、砂糖よりもカロリーが低く(砂糖の100分の一、ほぼゼロカロリー)、虫歯になりにくく、べたつかず、熱や酸に対しても安定性があり、なおかつ経済性にも優れています。そのため、ステビアのドライリーフや甘味料はダイエットや血糖値を気にかける人たちに注目されています。甘味成分はジテルペン配糖体のステビオサイドやレバウジオサイドなどで抗酸化作用や抗菌作用があることも研究されています。ドライの葉はコーヒーや紅茶とブレンドしたり、苦味や酸味のあるハーブを飲みやすくするのに役立ちます。ステビアの甘味成分を抽出した白色のパウダーには強い甘みがありますが人によっては苦味を感じることもあり、好みが分かれます。
ハーブの使用部位:葉
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