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精油とハーブのプロフィール事典《ナスタチウム Nasturtium》
英名:Nasturtium ナスタチウムは、南米原産のノウゼンハレン科の一年草です。和名の「金蓮花」は花が黄金色で丸い葉が「蓮」に似ていることから名づけられました。鮮やかな黄色やオレンジ色の花は観賞用としても植えられ、その他にもピンク色、クリーム色、チョコレート色などの種類があります。生花はエディブルフラワー(食用花)としてよく知られ、蕾、葉、茎、若い実も食用になります。「ナスタチウム」の名前は、本来はクレソン(オランダガラシ属、学名:Nasturtium officinale)の属名を指すものでしたが、この植物と風味が似ていることから「ナスタチウム」の通称で呼ばれるようになりました。海外では「インディアンクレソン」、「ペルークレソン」の名前でも呼ばれています。日本には江戸時代後半に伝来し、観賞用、食用ともに多くの品種があります。草丈は20〜60cmほどに成長し、つる性の品種は1〜2mほどになります。葉は水をよく弾き、貝割れダイコンやネギのような香りと辛味があり、サンドイッチやサラダに利用されています。花は5〜7cmほどで葉よりも辛味は少なく、サラダの彩りなどにすると目を愉しませます。若い実にはややくせがあるためピクルスなどに利用され、ケッパーに似た味がします。ナスタチウムの葉にはビタミンA、ビタミンC、鉄分などが豊富に含まれ、花には抗酸化成分のアントシアニンが含まれています。 《ナスタチウム》ハーブのプロフィール ハーブの使用部位:花、葉、実 《ナスタチウム》ハーブの使い方 ◆料理に
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