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精油とハーブのプロフィール事典《ロディオラ Rhodiola》
![]() 英名:Rhodiola ![]() ロディオラは、日本、中国、ヨーロッパを原産とするベンケイソウ科の多年草です。和名を「イワベンケイ」と言い、その他にナガバノイワベンケイ、イワキリンソウとも呼ばれています。寒冷な山岳地や海岸の岩場などに自生し、雌雄異株で草丈は10〜30cm、葉は肉厚で初夏に4弁の黄緑色の花を咲かせます。歴史の古い薬用植物で古代ローマの医師、ディオスコリデスの「薬物誌」にも記載されています。有用部は太い根茎で、乾燥するとバラのような芳香があり「ローズルート」と呼ばれ、その他にも花の色から「ゴールデンルート」の呼び名があります。根には140種以上の有用成分が含まれ、アダプトゲンと呼ばれる抗ストレス性の高いハーブの一つと言われています。ロシア、スカンジナビアの伝統療法や中医学では体力、気力を高める植物として疲労回復やストレス軽減に用いられてきました。有用成分はロザビンとサリドロサイドで、ロザビンは脂肪分解酵素「ホルモン感受性リパーゼ」を刺激してその働きを高め、サリドロサイドには抗炎症、抗酸化、抗うつなどの作用があるとされています。国内でのロディオラは主にサプリメントとして流通し、エキスは市販化粧品にも利用されています。
ハーブの使用部位:根茎 ハーブの成分:ロザビン、サリドロサイド 一般的なハーブに期待される作用:抗酸化、滋養強壮
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