英名:Alkanet
学名:Anchusa officinnalis(アンチューサ・オフィキナリス)
Alkanna tinctoria(アルカンナ・チンクトリア)
和名:アフリカワスレナグサ、ウシノシタクサ(アフリカ勿忘草、牛の舌草)
科名:ムラサキ科
種類:多年草
草丈:約50〜100cm
原産地:ヨーロッパ南東部
アルカネット植物画:Wikipedia
アルカネットは、ヨーロッパ南東部を原産とするムラサキ科ウシノシタグサ属の多年草です。別名をアルカンナ、ダイヤーズビューグロス、その他にも学名からアンチューサとも呼ばれています。草丈は50〜100cmほどに成長し、茎や葉には硬い毛が生えてざらざらしています。7〜8月にかけて青紫色の小さな花を咲かせ、花は豊かな蜜源として蝶や昆虫を引き寄せます。外観は「勿忘草」(わすれなぐさ)によく似ており、庭植えのハーブとして利用されています。葉にはムスクに似た甘い芳香があるので乾燥させた葉がポプリに使われてきました。根皮に紅色の色素成分のアルカンニンを含み、赤やピンクの染料として利用され、古代エジプトの時代には化粧用の染料として使われてきました。ただし、色あせしやすいので現在ではあまり利用されない染料です。かつては根の煎剤を薬用として使っていたことがありましたが、肝臓毒性があることが分かり、現在では食用や外用はされていません。
《アルカネット》ドライハーブのプロフィール
ハーブの使用部位:根皮(染料)、葉(ポプリ)
ハーブの成分:アルカンニン
禁忌:肝臓毒性があるため、食用、外用は避けます。
《アルカネット》ドライハーブの使い方
◆ポプリに
乾燥葉をポプリにします。
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