英名:Cottonweed、Jersey Cudweed
学名:Pseudognaphalium affine(プセウドグナファリウム・アフィネ)
和名:ハハコグサ(母子草)
科名:キク科
種類:二年草
草丈:約20〜30cm
原産地:日本、中国、インド
ハハコグサ植物画:Wikipedia
ハハコグサは、日本、中国、インドを原産とするキク科の二年草(越年草)です。春の七草の1つである「ゴギョウ」(御形、オギョウとも)として若い芽は七草粥に食用されてきました。別名をホオコグサ、ブツジグサ、ソジとも呼ばれ全草が薬用として利用されてきた植物です。生薬名は「ソキクソウ」(鼠麹草)で開花期に全草を採集し、天日乾燥させます。ソキクソウは、毛の生えている草が鼠の耳に似ていることと、花粒が麹に似ていることに由来しています。草丈は20〜30 cmほどに成長し、全草に綿のような柔らかい毛が生えて白っぽく、4月〜6月に茎の先に黄色い小花を多数咲かせます。煎剤には鎮咳、去痰、利尿などの作用があり、民間療法としてむくみ、扁桃炎、のどの腫れに利用されてきました。野草の一種であり、乾燥ハーブや茶葉としての流通はほとんどありませんが、国内の土手や道端、畑地などのどこにでも見られるありふれた植物です。
《ハハコグサ》ハーブのプロフィール
ハーブの使用部位:全草
ハーブの成分:ルテオリン、アピゲニン、ケルセチン、フィトステロール、カリウム塩
一般的なハーブに期待される作用:鎮咳、去痰、抗炎症、利尿
ハーブの味:ぴりっとする風味、苦みと渋み
注意:キク科アレルギーのある人は注意します。

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