英名:Brahmi、Water hyssop
学名:Bacopa monnieri(パコパ・モンニエリ)
和名:オトメアゼナ(乙女畔菜)
科名:オオバコ科(ゴマノハグサ科)
種類:匍匐性多年草
草丈:約5〜15cm
原産地:熱帯および亜熱帯南北アメリカ、インド、東南アジア
バコパ・モンニエリ植物画:Wikipedia
バコパ・モンニエリ(バコパ・モニエリ)は、熱帯および亜熱帯南北アメリカ、インド、東南アジアを原産とするオオバコ科(旧ゴマノハグサ科)の匍匐性多年草です。別名を「Brahmi」(ブラーミ)と言い、ブラーミはヒンドゥー教の最高神ブラフマーの名前に因んでいます。(※セリ科植物のツボクサ(センテラ)もブラーミと呼ばれることがありますがバコパとは異なる植物です)英名はウォーターヒソップ、インドペニーワートとも呼ばれています。横に広がる水生植物で、卵形をした肉厚の葉を持ち、7〜9月に白〜薄ピンク色の小花を茎の脇に付けます。世界中の熱帯・亜熱帯地域に広く分布し、ハーブとしての利用以外に熱帯魚の水槽の観賞用の水草としても知られています。有用部は葉でインドの伝統医学アーユルヴェーダでは脳機能を活性させて記憶力の向上や集中力を高めるハーブとして利用されてきました。バコパ・モンニエリに含まれるバコパサイトという特有成分によって精神安定や疲労回復、抗ストレスなどの作用があるとされています。国内では主にサプリメントの形で流通しています。
《バコパ・モンニエリ》ハーブのプロフィール
ハーブの使用部位:葉
ハーブの成分:バコパサイト
一般的なハーブに期待される作用:抗ストレス、疲労回復、抗酸化
ハーブの味:強い苦味
禁忌:サプリメントは用法、用量を守って摂取します。空腹時の摂取は吐き気、胃痙攣、下痢などの可能性があります。妊娠中・授乳中の使用は避けます。投薬中、疾患のある人は事前に医師や薬剤師に相談します。※特にアミトリプチリンを含む薬剤には相互作用の可能性があります。

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