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英名:- ムベは、日本、中国、台湾、朝鮮半島を原産とするアケビ科の常緑のつる性低木です。別名「トキワアケビ」(常磐木通)や「ウベ」とも呼ばれています。果実は紫色の楕円形でアケビの実に似ていますがアケビの実は熟すと割れますがムベの実は割れません。ムベの実はアケビよりも小さく、可食部が少ないため商業栽培はされていません。果実は10月〜11月に収穫され、果実の中心にある半透明のゼリー状の部分が可食部です。多数の黒い種子と果汁が含まれ、あっさりした甘みがあり、生食の他にピューレやジャムなどに加工されています。つるを伸ばして成長し、雄花と雌花があり、4月〜5月にかけて咲く淡い紅色を帯びた白い花には甘い芳香があります。ムベは全草にサポニンが含まれ、生薬名は「野木瓜」(ヤモクカ)と呼ばれ、茎、根、果皮、果肉、種子、葉が薬用になります。無病息災、不老長寿の果実として宮中へ献上されてきた歴史があります。民間療法では茎、根、果皮に強心、利尿作用が、果皮、葉には駆虫作用があるとされています。生薬として用いる場合は乾燥させて煎じた液を飲みます。
ハーブの使用部位:(食用)果肉 (生薬)茎、根、果皮、葉 ハーブの成分:(生薬)サポニン 一般的なハーブに期待される作用:(生薬)利尿、強心、駆虫 果実の味:(食用)ゼリー状のあっさりした甘み
◆デザートに
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