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精油とハーブのプロフィール事典《コブミカン(カフィア・ライム) Kaffir lime》
英名:Kaffir lime コブミカンは、東南アジア原産のミカン科の常緑低木で熱帯アジアを中心に広く分布しています。別名をスワンギ 、プルット 、英名ではカフィア・ライムやタイ・ライム と呼ばれていますが、ライム(学名:Citrus aurantifolia)とは異なる植物です。コブミカンの名前は果実の表面がぼこぼこして瘤のように見えることに由来しています。種小名の「hystrix」は「ヤマアラシ」を意味し、枝に刺があることに由来しています。樹高は3〜5mに成長し、秋に芳香のある白い花を咲かせます。緑色の果実は直径4cmほどで、独特の味のため果実としての食用はされていません。果皮から取れる油はシトラスの爽やかな香りで虫除け作用があるため、現地では伝統的に髪油やシャンプーなどに利用されています。一般的な有用部は柑橘様の香りがする葉部分で、二枚の硬い葉が重なるように付いています。葉はライムリーフやバイマックルーと呼ばれ、主にタイ、インドネシア、ベトナムなどの料理に利用されています。グリーンカレーやトムヤンクンには欠かせないハーブの一つです。国内ではフレッシュやドライのものが流通しており、フレッシュリーフは冷凍保存が可能です。 《コブミカン》ハーブのプロフィール ハーブの使用部位:葉 《コブミカン》ハーブの使い方 ◆タイ、インドネシア、ベトナム料理に
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