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精油とハーブのプロフィール事典《ハブソウ Coffee Senna》
![]() 英名:Coffee Senna ![]() ハブソウは、北米南部、メキシコを原産とするマメ科の一年草です。別名をオオハブソウ、クサセンナとも呼ばれています。日本には江戸時代に渡来し、薬草として栽培されてきました。ハブソウの名前は、かつてこの生葉を揉んで毒蛇(ハブ)の咬み傷に使ったことに由来しています。草丈は60〜120cmに成長し、小葉は卵形で先が尖っています。8月〜11月にかけて5弁の黄色い花を咲かせ、花後には10cmほどの鞘が出来ます。種子は「望江南(ボウコウナン)」の名前の生薬になり、種子を煎って抽出したお茶は「ハブ茶」と呼ばれています。ただし、現在「ハブ茶」として流通しているのは、同科同属の「エビスグサ」(漢方名は決明子、学名:Senna obtusifolia )の乾燥種子を焙煎したものが大半です。これは本来のハブソウの種子の収穫量が低いためエビスグサの種子が代用されるようになったためです。エビスグサの鞘は下垂していますが、ハブソウの鞘はやや上を向いて付くので見分けられます。ハブソウとエビスグサは薬用植物としての効能はほぼ同じで、煎った種子のティーは肩こり、眼精疲労、便秘、高血圧などに用いられています。虫刺されには生葉を揉んで湿布します。
ハーブの使用部位:種子、葉 ハーブの成分:アントラキノン誘導体 一般的なハーブに期待される作用:緩下、利尿、消炎、肝臓強化 ハーブティーの抽出時間:5分 ハーブティーの味:香ばしさとほのかな甘み
◆健康増進に
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