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精油とハーブのプロフィール事典《ホウセンカ Rose balsam》
英名:Rose balsam ホウセンカは、東南アジア原産のツリフネソウ科の一年草です。草丈は40〜60cmに成長し、6月〜9月にかけて咲く一重や八重の花は赤、ピンク、白、紫などの色があり、園芸種として親しまれています。属名のimpatiensはラテン語の「耐えられない」の意味で、この植物の熟した果実が弾けると種がよく飛ぶことに由来しています。英語の別名「Touch Me Not」(私に触らないで)も、そこから来ています。花は古来より爪を赤く染めるのに使われ、ツマクレナイ、ツマベニとも呼ばれてきました。爪染めには生の花と葉にミョウバンを加えて汁が出るまでよく揉み、爪の上に乗せてラップで撒いて一晩置きます。赤く染めるのは魔除けのためで、特に子供を病魔から護る意味がありました。日本では平安時代にこの方法で爪を染めていたそうです。沖縄では「てぃんさぐ(の花)」と呼ばれ、歌にも歌われています。赤く染めた爪の色が初雪が降るまで残っていると初恋が叶うという言い伝えがあります。 《ホウセンカ》ハーブのプロフィール ハーブの使用部位:花と葉 ハーブの成分:アントシアニン、ナフトキノン 《ホウセンカ》ハーブの使い方 ◆植物色素の爪染め体験に
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