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精油とハーブのプロフィール事典《パイン Pine Scotch》
英名:Pine Scotch パインは40mにも成長する常緑針葉樹、松の木です。属名のPinusは松の木が松明(たいまつ)になる事から「光」を象徴するものとされました。古代ギリシャでは海神ポセイドンに捧げられ、安全を祈り、この木材で船を作りました。別名をパインスコッチ、フォレストパイン、オウシュウアカマツと言い、針葉を含む枝や球果から精油が抽出されます。特に針葉部分から抽出された精油を指して「パインニードル」(ニードルは針の意)と呼ぶことがあります。香りは森林浴のようなリフレッシュ作用があります。感情の浄化を行う事から、バッチ博士のフラワーレメディにもパインのエッセンスがあります。自責の思いに苦しむ人に対してパインのエッセンスが調合されますが、ホリスティックな観点では精油にも同様の作用があると考えられます。シックハウス症の原因であるホルムアルデヒドを分解する作用やデオドラント作用、優れた抗菌作用があります。オーストリアの生化学者マルグリット・モーリーはパイン精油が利尿作用に優れ、痛風のようなリウマチや肺の感染症に役立つとしました。ペットに対してこのオイルを使って毛繕いしてあげるとノミはパインの匂いを嫌うため、ペットのノミ予防になるようです。ただし、このようなケアは犬に限ります。 パインスコッチ精油の作用 一般的に精油に期待される作用:抗菌、抗ウイルス、去痰、利尿、神経強壮、デオドラント、抗リウマチ、鎮痛、防虫 心への作用:気持ちをすっきりとリフレッシュさせます。精神的な疲労や衰弱感を感じる時に。興奮しすぎている時には鎮静させてくれる働きもあります。 ヒーリングの作用:意識を明晰にし、オーラを清浄に保ちます。進むべき方向性を見いだすのを助けます。恥辱感、自分が汚れているという感覚がある時に。エネルギーの滞留を循環促進させます。 キーワード:不朽、自浄、循環 相性の良い精油:ハーブ系、樹脂系、樹木系と相性が良い。レモン、ローズマリー、マジョラム、フランキンセンス、ローズウッド、スプリュース、ローレル、サイプレス、ジュニパーベリー、レモングラス 禁忌:肌使用は皮膚刺激の可能性があります。妊娠中の使用は避けます。 パインスコッチ精油を使ったホームケアの方法 ◆空気清浄、ペットやタバコの臭い消しに ◆罪悪感、恥辱、自責の思いに ◆膀胱炎、膣炎のケアに ◆むくみ、利尿に
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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