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精油とハーブのプロフィール事典《プラム Plum》
![]() 英名:Plum ![]() プラムは、和名を西洋スモモと呼ばれるコーカサス地方、カスピ海沿岸原産のバラ科の落葉小高木です。スモモには300を超える品種があり、日本のスモモ(李)は中国原産の近縁種です。プラムの起源は古く、紀元前のヨーロッパですでに栽培されていました。春に桜の花に似た白い小花を咲かせ、晩夏になる果実は黄色、初秋になって熟すと赤紫色〜濃紺色になります。果樹として栽培され、生の果実はプラム、乾燥させた果実はプルーンとして知られています。生の果実には酸味があり「酸桃」の名前もそれに由来しています。果実には食物繊維、ビタミンA・E、有機酸などが含まれ、乾燥させたプルーンには食物繊維(ペクチン)が豊富に含まれ、腸内環境を整えて、塩分の排出を促します。穏やかな緩下作用があるため、食べ過ぎには注意します。その他にも鉄分が豊富で貧血予防になります。果肉のなかに1つ入っている種子からは低温圧搾法で「プラムカーネルオイル」が得られます。オイルは絹のような手触りでわずかにアーモンドやマジパンのような香りがします。低温になると成分中のワックスが固まって濁りが生じますが、室温になると元に戻り、品質には影響しません。オイルは淡い黄金色でさらりとしており、べたつかず、単体でも使用出来、他キャリアオイルとのブレンドも可能です。アロマセラピー基材としての利用は近年になってからなので、特に敏感肌とバラ科アレルギーの場合は使用前に必ずパッチテストを行ってください。保管は冷暗所で約1〜2年です。
基材の使用部位:核 基材の成分:オレイン酸、リノール酸、ビタミンA・C・E 一般的な基材に期待される作用:(外用)保湿、皮膚軟化、抗炎症 匂い:わずかにアーモンドやマジパンのような香り
◆美容液に
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