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精油とハーブのプロフィール事典《ヤマノイモ Japanese mountain yam》
英名:Japanese mountain yam ヤマノイモ(ヤマイモ)は、日本原産のヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草です。山野に自然に生えていることから「ジネンジョウ」(自然生)や「ジネンジョ」(自然薯)とも呼ばれています。ヤマノイモは雌雄異株で葉は細長いハート形、蔓を他の植物に伸ばして成長し、夏に穂状の白い花を付けます。秋に葉の付け根に「むかご」と呼ばれる小さな実をつけます。主な食用部は「担根体」(たんこんたい)と呼ばれる円柱状の多肉質の根茎部分で、地下に長く伸びて大きなものは2〜3mにもなります。ヤマノイモをすりおろしたとろろは栽培種のナガイモに比べて粘り気が強く、麦とろや山かけなどの料理や和菓子の薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)の材料として使われてきました。根茎にはデンプン、ムチン、ジアスターゼ、アルギニン、アミノ酸、カリウム、食物繊維などが含まれ、俗に「山のうなぎ」と呼ばれるほど栄養豊富で滋養強壮、疲労回復、強精の作用があるとして薬用としても使われてきました。なお、とろろを食べて口がかゆくなったり、根茎に触れて肌がかゆくなる人がいるのは、含まれるサポニン成分が刺激となるためです。 《ヤマノイモ》プロフィール 使用部位:根茎 《ヤマノイモ》使い方 ◆料理に
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