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精油とハーブのプロフィール事典《ゴシュユ(呉茱萸)Medicinal evodia》
英名:Medicinal evodia ゴシュユは、中国原産のミカン科の落葉低木です。呉茱萸の名前は「呉」(ご、蘇州の古称)の「茱萸」(しゅゆ)が良質であった事からと言われています。古代中国の本草書「神農本草経」に「中品(ちゅうほん)」として収載され、日本には江戸時代に薬用植物として渡来しました。雌雄異株ですが日本にあるのは雌木のみで、8月頃に緑白色の小花を枝先につけます。果実は赤紫色で強い辛味と苦味があり、生薬名「ゴシュユ」として利用されています。成分にアルカロイドのエボジアミンを含み、身体を温め、鎮痛、鎮痙、健胃などの作用があります。日本薬局方に収載され、漢方薬の「温経湯」(うんけいとう)や「呉茱萸湯」(ごしゅゆとう)などに配合されています。 《ゴシュユ》プロフィール 使用部位:果実 成分:エボジアミン、ルテカルピン、ヒゲナミン、シネフリン 一般的に期待される作用:強心、鎮痛、鎮痙、子宮収縮、健胃
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