英名:Dammar
学名:Shorea wiesneri(ショレア・ウィエスネリ)
和名:ダンマル、ダンマー
科名:フタバガキ科
種類:常緑高木
樹高:約20m
原産地:インド、東南アジア
サラノキ属植物画:Wikipedia
ダンマル(ダマール、ダンマー)は、インド、東南アジア原産のフタバガキ科サラノキ属の常緑高木から得られる樹脂の総称です。ダンマルとはマレーシア語で「光」を意味し、キャッツアイ樹脂とも呼ばれています。古くから透明感のある光沢を出すニスや薫香材として使われてきました。ダンマルガムは幹を叩くことで樹液を分泌させ、樹脂となったものを採集します。樹脂の多くは乳白色〜淡黄色で、表面には白い粉がふいています。成分はトリテルペン炭化水素とトリテルペンアルコール類で、テレビン油に溶かしたものは美術世界で画溶液(溶き油)として使われています。香として焚くとレモン様の明るいクリアな香りが広がり、精神を高揚させて心の闇に光をもたらし、悲嘆や憂鬱な気持ちを和らげ、心に落ち着きをもたらします。マレーシアではヒーリングやプロテクション、内なる光とのコンタクトのために使われ、リーディング能力を開くのにも役立ちます。
★ブラックダンマー★
カンラン科カナリウム属の「Canarium strictum」から得られる樹脂は一般に「ブラックダンマー」と呼ばれ、黒っぽい色をしており、この種類も香として利用されています。
《ダンマル》インセンスのプロフィール
インセンスの使用部位:樹脂
一般的なインセンスに期待される作用:浄化、保護、癒し
インセンスとしての香りのイメージ:レモン様の明るくクリアな香り
《ダンマル》インセンスの使い方
◆薫香材、お香に
専用香炉にチャコールを入れて焚きます。
◆ポプリ、匂い袋に
他の香材とブレンドし、ポプリや匂い袋に加えます。
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