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精油とハーブのプロフィール事典《トゥルー・インディゴ True indigo》
英名:True indigo トゥルー・インディゴはパキスタン原産のマメ科の小低木です。染料として古い歴史のある植物で世界中に帰化し、日本にも植生し、土壌改良の植物として畑に輪作されています。和名をタイワンコマツナギ、ナンバンアイ葉やブラックヘンナとも呼ばれていますがミソハギ科のヘンナとは異なる植物です。属名の「Indigofera」 は「藍を有する」、種小名の「tinctoria」 は「染料の」を意味しています。名前の「駒繋」は、この植物の茎に馬をつないだ事に由来すると言われています。木藍(きあい、木から採れる藍)の一つとして藍染め染料に使われ、かつてはインドや西インド諸島などで広く栽培されていました。20世紀になって化学染料のインディゴが作られるようになると栽培量は次第に減りましたが、現在でも貴重な天然染料としてわずかに栽培されています。アーユルヴェーダでは多くの効能のある薬用植物として蛇の咬み傷や髪の発毛などに利用されてきました。樹高は1〜2mに成長し、薄緑色の葉を持ち、蝶のような形の淡紫色の花を房状に咲かせます。有用部は葉で、葉に含まれる水溶性のインディカン成分が水に溶け出してインドキシルとなり、酸素と結びつくことで藍色染料のインディゴに変化します。白髪の染毛にも利用されていますがトゥルー・インディゴのみで染めると藍〜紫色になるため、一般にはヘナパウダーとブレンドして使われています。 《トゥルー・インディゴ》ドライハーブのプロフィール ハーブの使用部位:葉 注意:ティーや料理には使用出来ません。染毛に使用する場合も人によっては皮膚刺激を起こす場合があります。 ハーブの成分:インディカン 一般的なハーブに期待される作用:白髪の染毛、染色
《トゥルー・インディゴ》ドライハーブの使い方 ◆髪染めに ◆ハーブ染めに
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。
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