英名:Black dammar
学名:Canarium strictum(カナリウム・ストリクム)
和名:ブラックダンマー、ブラックダンマル
科名:カンラン科
種類:常緑高木
樹高:約50m
原産地:インド南部、中国の雲南、タイ北部
カナリウム・ストリクム植物画:Wikipedia
ブラックダンマー(ブラックダンマル)は、カンラン科カナリウム属の「Canarium strictum」の樹皮から得られる黒色の樹脂です。インド南部、中国の雲南、タイ北部が原産の常緑樹で50mに成長する大木です。樹皮は灰褐色で厚みがあり、樹液は茶色がかった黒色で、固まると樹脂になります。樹脂は別名「ブラックドゥープ」と呼ばれ、ジュネノール、カナロン、エピフシナルなどの成分が含まれており、伝統療法での薬やお香に用いられてきました。ダンマーは「光」を意味する言葉に由来し、喪に服す場合や死別の悲嘆を癒すために焚かれることの多い香料です。原産地のインドでは仏教における「シッダ」(siddha、悟りを極めて精神的な完成を遂げること、解脱、あるいは神通力)をもたらすと考えられ、禁欲の修行やヨガに用いられてきました。香煙は軽く、甘さのあるフルーティな香りで憂うつな気分を取り去り、気分を高揚させて高次元の世界とのつながりを作ります。
《ブラックダンマー》インセンスのプロフィール
インセンスの使用部位:樹脂
一般的なインセンスに期待される作用:保護、浄化、高揚
インセンスとしての香りのイメージ:軽くて甘いフルーティな香り
《ブラックダンマー》インセンスの使い方
◆薫香材、お香に
専用香炉にチャコールを入れて焚きます。

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