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精油とハーブのプロフィール事典《オシャ(オシャ・ルート)Osha》
![]() 英名:Osha、Osha Root ![]() オシャは、アメリカ南西部原産のセリ科の多年草です。ロッキー山脈とメキシコ北西部の高地に自生し、草丈は約1m、イタリアンパセリやニンジンによく似た鮮やかな緑色の葉をつけ、小さな白い花を傘状に咲かせます。ligusticum属には12の種類がありますが「オシャ」と呼ばれるものは「Ligusticum porteri」のみです。有用部は「オシャルート」と呼ばれる濃茶色の根部分で熊の爪によく似ていることや冬眠から目覚めた熊が実際にこの植物の根を掘って食べる様子から「ベアールート」(熊の根)の名前で呼ばれています。根にはセロリに似た強い芳香があり、強い抗酸化や抗菌、抗炎症などの作用があるとされ、北米の先住民族たちは伝統的に風邪や気管支炎、喉の痛みなどの症状に利用してきました。先住民族たちはネガティブなエネルギーから守るためにこの根を身につけて魔除けとし、浄化や儀式のためのスマッジング(いぶし火)にも使われてきました。オシャルートの国内流通は少なく、海外ではティー、チンキ剤、カプセルなどが市販されています。オシャルートに関しては研究データが少ないため、市販製品を使用する場合は用法、用量を守って使用します。
ハーブの使用部位:根 ハーブの成分:Z-リグスチリド(アルキルフタリド類) 一般的なハーブに期待される作用:抗酸化、抗炎症、抗菌
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