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精油とハーブのプロフィール事典《モンゴンゴ Mongongo tree》
![]() 英名:Mongongo tree ![]() モンゴンゴは、アフリカ南部原産のトウダイグサ科の落葉高木です。モンゴンゴツリー、モンゴンゴナッツ、マンケッティツリーとも呼ばれています。属名の「シンツィオフィトン」は、スイスの植物学者ハンスシンツの名前に因んでいます。樹高は15〜20m、大きく広がるように成長します。樹齢約20年で結実し、最長では100年の樹齢となるものもあります。葉は独特の手のひら形で10〜11月に黄色がかった白色の細長いスプレー状の花を咲かせます。果実は楕円形でビロードのような手触りと芳香があります。果実のなかの種子には50〜60%の油分が含まれ、栄養価が非常に高く、美味かつ長期保存出来るのでカラハリ砂漠に住む狩猟民族たちの主食となってきました。種子は生食やローストなどで食用され、種子油は食用の他に石鹸、化粧品、塗料、ワニスなどに商業利用されてきました。種子油は「マンケッティオイル」や「モンゴンゴオイル」と呼ばれ、低温圧搾法で抽出されます。オイルの色は明るい黄色で多価不飽和脂肪酸のα-エレオステアリン酸が豊富に含まれています。その他にもカルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅、ビタミンE などが含まれ、浸透性が高く、軽い手触りのオイルとして髪と肌の保湿や再生促進、紫外線や乾燥からの保護のために使用されています。
基材の使用部位:種子 基材の成分:リノール酸(27〜45%)、α-エレオステアリン酸(20〜35%)、オレイン酸(14〜20%)、パルミチン酸(5〜15%) 一般的な基材に期待される作用:皮膚軟化、保湿、抗酸化 匂い:ほのかなナッツの香り
◆紫外線ケアに
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