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精油とハーブのプロフィール事典《フランジュパニ Frangipani》
英名:Frangipani フランジュパニ植物画:Wikipedia フランジュパニは中央アメリカ・カリブ地方を起源とする熱帯地方に生育する常緑樹で優雅な風情の白い花を咲かせます。別名をプルメリアと言い、ハワイを代表する花でホノルル空港を出るとこの花の香りが漂い、市中のどこでも見かけます。白い花びらの中心が黄色のシンガポールという品種が有名で歓迎のレイとしても使われています。ハワイやタヒチでは花は女性の髪にも飾られますがその場合、未婚者は右側、既婚者は左側に挿します。満月の夜明けに朝露がまだ残るこの花をレイにして愛する人にあげると恋がかなうという素敵な言い伝えがあります。ハワイでは5枚の花弁は「ALOHA」の五文字にそれぞれ通じると言われています。インドの霊的な教えではフランジュパニの5枚の花弁は「誠実、信仰、願望、献身、帰伏」の徳を表わすとされてきました。フランジュパニの樹は熱帯地方の寺院や墓地に植えられることから別名「Temple tree(寺院の木)」と呼ばれています。これはフランジュパニの樹が魂の永遠を象徴しているからです。エキゾチックな南国の花を想わせる甘い香りは古くから香料として珍重されてきました。花びらからはアブソリュート精油(常温で固化)もしくはアンフルラージュ精油が抽出されます。どちらもセクシャリティーを高めるエキゾチックな香りです。 《フランジュパニ精油》の作用 一般的な精油に期待される作用:鎮静、バランス調整、抗炎症 心への作用:内なる平和と自尊心をもたらします。通常のセラピーには用いられませんがターミナルケアにはふさわしい香りです。 ヒーリングの作用:魂を深部から浄化し、変容をサポートして新鮮なエネルギーを吹き込みます。 キーワード:崇高、清浄、魂の安らかさ 相性の良い精油:ガーデニア、ジャスミン、イランイラン、ローズなどフローラル系と相性が良い。単一でトップからベースまで含むため、あえて調香せずに使う事をすすめます。 禁忌:通経作用成分を含むため、妊娠中は避けてください。溶剤抽出法によって得られた精油は連続した肌使用は避け、敏感肌の方は皮膚塗布そのものを避けてください。 《フランジュパニ精油》を使ったホームケアの方法 ◆スキンケア
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