英名:Bursera fagaroides、Torchwood copal
学名:Bursera fagaroides(ブルセラ・ファガロイデス)
和名:ブルセラ・ファガロイデス
科名:カンラン科
種類:落葉低木または小高木
樹高:5〜10m
原産地:メキシコ北西部
ブルセラ・ファガロイデス植物画:plantillustrations.org
ブルセラ・ファガロイデスは、メキシコ北西部 原産のカンラン科ブルセラ属の落葉低木もしくは小高木です。「トーチウッド・コーパル」、「フレグラント・ブルセラ」、「エレファントツリー」などの名前でも呼ばれています。ソノラ州からオアハカ州にかけてメキシコの大部分に分布し、広がった樹冠を持ち、幹の直径は30cm以上に成長します。葉には芳香があり、春に咲く花は緑がかったクリーム色で小さな赤い種子をつけます。ねじれた幹は象皮に似ており、エレファントツリーの名前はそこから来ています。印象的な質感のある樹で観賞用や盆栽として人気があります。属名の「Bursera」は16世紀のドイツの植物学者ヨアヒム・ブルザーに、種小名の「fagaroides」は、葉をすりつぶした時の香りがミカン科の「Zanthoxylum fagara」に似ていることにそれぞれ由来しています。樹脂中の精油にはリモネン、α-ピネン、テルピネン類、樹脂酸、テルペノイド、芳香族アルデヒドなどの成分が含まれ、食品フレーバーとして焼き菓子やキャンディ、飲料水などに利用されてきました。苦味のある樹脂は去痰、抗炎症、抗菌、瀉下などの作用で知られ、現地の伝統療法ではサソリによる刺し傷、虫刺され、傷の手当などに用いられてきました。樹脂の色は濃茶色〜黒色で流通名の「ブラックコーパル」や「ネグロ・コーパル」は、この色に因んでいます。メソアメリカの伝統的な精神性における非常に重要な香として何世紀にも渡ってサポテコ族、ミシュテカ族、ナワ族などの間で儀式、祭礼、先祖への供物に使われてきました。現在でもメキシコの教会では通年焚かれ「死者の日」(ディア・デ・ロス・ムエルトス)には死者の魂がふるさとへ無事戻るために各家庭でも焚かれています。香煙は魔を祓い、神聖な存在を呼び寄せると考えられています。土っぽく、濃厚で深みのあるバルサム、ウッディ、フローラルの香りはバラのようだと表現され、心を落ち着かせて、集中力をもたらし、精神を浄化させます。グラウンディングやオーラ層のディープクレンジングにも優れており、停滞して淀んだエネルギーを吸収します。現地のシャーマンたちは香煙を通じてオーラ層を透視し、エネルギーの詰まりや病いの原因となるものを読み取ってきました。ネグロ・コーパルは光と神聖なつながりの象徴であるブランコ・コパルとエネルギー的な相性が良く、お互いを補完するのに役立ちます。
《ブラックコーパル(ブルセラ・ファガロイデス)》インセンスのプロフィール
インセンスの使用部位:樹脂
一般的なインセンスに期待される作用:精神安定、浄化、保護、グラウンディング、集中力、バランス
インセンスとしての香りのイメージ:土っぽさのある薔薇様のフローラル、バルサム、ウッディの濃厚な香り
《ブラックコーパル(ブルセラ・ファガロイデス)》インセンスの使い方
◆薫香に
専用香炉にチャコールを入れて焚きます。
◆手作りインセンスに。
パウダーにしたものを他の薫香材とブレンドしてインセンスを作ります。

アロマとハーブの資格を取得する
◆アロマテラピーとハーブの資格取得に関してはこちらのページをご覧ください。